うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アレクサンダー・テクニークとピカソ

 今日は名古屋でアレクサンダー・テクニークを受けて来ました。
いつも電車の中で、何を見て頂こうかと考えるのですが、全然考えが浮かばず、サリヴァンを読み耽っていました。
 早く着いたので、会場でまたサリヴァンを開いていると、2分前になっていて慌てて教室に入りました。
 先生が入れてくれる紅茶を頂きながら、話をさせて頂いていると、自分の中から色々と湧き出て来ました。
 大分前にTVで観た、アジアのどこかの(いい加減.....)お坊さんたちが、両肩を上げ下げしながら読経をしたり、禅問答みたいなのをしていることを思い出し、それは何を意味しているのかとか、最近ひーひー王子との散歩は、無駄に歩数と消費カロリーの数値を稼ぐために(笑)スロージョギングをしている話になり、前回、前々回と横になった状態(睡眠の改善の為でしたが)をやって頂き、あまりにも気持ちが良かったので、このままだと施術的なことを求めてしまいそうなので、今日は立ったまま肩の上下と歩き方、スロージョギング時の体勢の指導を受けました。
 肩を上下する時のリーディングエッジはどこになるのか?不思議でしたが、操り人形になった気持ちで、糸で引き上げられ、下げる時は、糸を緩めると同時に下げる。上げる時に首の緊張があると指摘され、緊張しないようにしたら、首が楽になりました。
 歩き方ですが、まず片方ずつ膝だけをつま先の方に曲げる練習をしましたが、こちらは腰も同時に出てしまっているのを指摘され、軸になる足に体重をかけると上手くいきましたが、正直に(笑)申告すると、エンドゲイニング(習慣的目的凝視状態)だと言われそれをインヒビション(抑制)して下さいと、横文字が連発したので、終わってからきちんと意味を教えて頂きました。
 何となく歩き方が分かりましたが、来月までにもう少しましに歩けるように練習しないといけませんね。
 本当に首や肩が楽になりました。


 先生が以前教えて下さった方のサイトを見てみたら、原理が分かり易く出ていたのでアップさせて頂きます。


アレクサンダー・テクニークの littlesoundsThe Alexander Technique
〒251-0031 神奈川県藤沢市鵠沼藤が谷3-7-18
代表責任者:石井ゆりこ

アレクサンダー・テクニークの原理
●自分自身の使い方 (use of the self)
•まず自分自身をどう使っているかが、何をするにしても影響するので、 まず何かを使用とする前に、対象の人やモノ、コトを観るより先に、 自分自身の使い方から観る。
(まず自分が第一の楽器。まず自分を調律。)
•何かをしよう、何かにはたらきかけよう、と思ったときに自分自身に何 が起こるか?
•何かの刺激を受けたとき自分はそれにどう反応しているのか?
•普段の癖と演奏(その他のアクティビティなんでも)のときの癖は、つ ながっている。
 たとえば「体が歪んでいる」というのは結果。
 歪みを直そうとするよりも、使い方を見直すことが大事。
 よい使い方をすれば、体はどんどんよくなってくる

●自分自身全体 (unity)
•部分だけで考えない
•全体のつながりを考える
•部分←→全体 (木を見るだけでなく同時に森全体を見る)
•思考と体の動きも、つながっている

●プライマリー・コントロール (primary control)人間だけではなく脊椎動物はみんな、体の中心に頭と脊椎があって、
そのはたらきによって、その人全体として調和をもって存在したり、動いたり、かかわったり、できています。
そのことを、アレクサンダーさんの言葉で「プライマリー・コントロール」といいます。

「コントロール」という言葉がついていますが、
自分の意志でコントロールする、という意味ではなく、もともと人間や、ほかの脊椎動物に備わっているはたらきのことを言っています。そのはたらきを邪魔しなければ、楽に、自由に動いたり、存在したり、かかわったりできるのです。
プライマリー・コントロールの質(こわばっているか、自由かetc)が、すべての動きに影響します(たとえば呼吸にも、腕や脚の動きの質にも)。

●抑制(インヒビション/inhibition)
かたくならずに立ち止まる癖・思い込み・恐怖反射から自分をリセットするための”間”non-doing 「思うだけで、やらない」(という瞬間をもつ)
すぐにとびつかない

●方向性/方向づける (direction)上記の「抑制」と「方向性」はセットです。抑制することによって、方向性はおのずと現れてきます。
•プライマリー・コントロールの方向性
•体の本来の長さ、広さ、奥行きの方向性
•そのアクティビティに必要な方向性
•リーディング・エッジ(動きの先端、そして動きの根元を思う)
•「考える(思う/thinking)」ことを「行う」ことに橋渡し(thinking  in activity

●感覚 (sensory appreciation)/(「感覚はあてにならない」)
•慣れ親しんでいない感覚は、最初は変な感じがすることも多いし、何も 感じられないことも多い。
•感覚は、結果として起こるもの。タイムラグがある。はじめから感覚を 頼りにして動こうとすることは、過去の情報を頼りに動くことで、う まくいかない。
(いつもと同じことしかできない)
•その認識をもったうえで、「いつもの」とは違う可能性にひらく時間を 持つ。それが、感覚の引き出しをひろげること、感覚を研ぎ澄ますこ との第一歩。

●エンドゲイニング←→ミーンズ・ウェアバイ end-gaining←→means  whereby結果に急ぐこと、結果をコントロールしようとする習慣を手放すことが、結果への早道
(ほしい結果をイメージするのはよい。でもそれに向かう過程で、よけいなことをやりすぎない。 プロセスを大事にする。)
「よい」「悪い」も、すぐに決め付けない。それは保留して、実験、観察のつもりで続ける。結果はあとになってわかる。

Copyright(C) 2000 littlesounds.com




 会場のすぐ近くに愛知県立美術館があり、ちょうどピカソをやっていたので終了後見させていただきました。
 全て凄かったですが、新聞紙を使った作品が今の自分の方向性に近く長い時間見せて頂きました。
 その後のシュールレアリズムの竹田大輔さんの作品に一目ぼれしてしまい(笑)ピカソよりも見入ってしまっていました。
 自分が進もうとしている方向性に近いのですが、もう何十年も前に完成されているのは少しショックでしたが、逆に闘志を燃やせました。





 豊橋駅内に成城石井が出来ていてびっくりし、思わず入ってしまいました(笑)
 税込196円で可愛い節分セットが売っていたので購入し、お地蔵さんにつけてみました!
 周囲からは罰が当たるとヒンシュクをかっていますが(笑)可愛くないですかね?
 山で柊があるところを知っているので、明日のショートさんとの散歩時に一枝貰ってこようと思って居ます。鰯の頭も(むりなら煮干しでも)用意しないといけませんね!

 5冊目のサリヴァンももう少しで読み終えますが、ネットで分かり易く解説してくれているサイトを見させて頂いていると、自分の理解不足や勘違いが直ぐに露呈してしまいます......。でも頑張って読ませて頂きます!