日記がブログに移転になりました!と、スプリンクラー工事と、【有髄の迷走神経は、横隔膜より上の臓器の副交感神経制御を行います。それに加える、この新しい哺乳類特有の有髄の迷走神経は、顔や頭の筋肉を調整する脳幹領域にもつながっています。】
Ka-guの日記がブログに移行してしまっていました(笑)。3日アップできなかったのは、さぼっていたわけではなく(笑)、それが原因です。
一応ka-guの日記のアドレスを貼っておきますが、読んで下さっていた方々に、何のお知らせもなくこちらに移ってしまったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです....。
どうやったらKa-guの日記がこちらに移行できるのか?説明を読んでも全く分かりません......。なので、新しく始めることにしました!写真も上手く貼り付けることが出来ません......。IT音痴は相変わらずですね......。
心機一転『ポリベーガル理論入門』からスタートです。
下記を読ませて頂いていると 臍下丹田呼吸法を思い出しました。確か横隔膜を動かして呼吸を行うものでしたね。アレクサンダー・テクニークでも似たような呼吸法ががあり、吐くのは良いのですが、吸うときは意識せずに、横隔膜の動きに任せればいいと言われますが、何か窒息しそうになってしまい(笑)、思わず意識的に息を吸ってしまいます(笑)。
アレクサンダー・テクニークでまず最初に意識に上げるのが、脊椎と頭蓋骨の引っ付いている部分です、それは下記の迷走神経が出て来る場所でもあるのではないでしょうか?
H.S.サリヴァンが、精神に障がいをお持ちの方々に共通することとして、まずは口の周囲の横紋筋に影響が出て来るとも言っていました。これは現場でもよく見られることのように思います。それも、下記の理論では、迷走神経の有髄化されている方の影響となっています。自分たちは、まず利用者さん達の顔相を見させて頂いてから、かける言葉や、支援内容を考えていきますが、無意識のうちに色々と考えているのだなと思います。
~哺乳類では、さらに新しい回路ができます。これが哺乳類特有の有髄の迷走神経です。この新しい迷走神経回路ができると、自律神経は幅広い適応的な反応をするようになります。この二つの迷走神経は、身体の違った位置の臓器に影響を与えるようになりました。無髄の迷走神経は、横隔膜より下に内臓を副交感神経として調整します。人間の未熟児では、無髄の迷走神経が豊富にある一方で、有髄化されている迷走神経が少ないため、有髄の迷走神経が保護的に働くよりも、無髄の迷走神経によって「徐脈」が起きる可能性が高いのです。有髄の迷走神経は、横隔膜より上の臓器の副交感神経制御を行います。それに加える、この新しい哺乳類特有の有髄の迷走神経は、顔や頭の筋肉を調整する脳幹領域にもつながっています。~
~この新しい迷走神経経路は、より植物的で無髄の迷走神経とは対比的です。無髄の迷走神経は主に横隔膜の下にあり、有髄の迷走神経は主に横隔膜の上にあります。
横隔膜の上の迷走神経は、主に有髄で横隔膜の上に位置する心臓や気管支などの臓器に向かっており、横隔膜下の迷走神経は、主に無髄で横隔膜の下に位置する腸などの臓器に向かっています。横隔膜下の迷走神経は、爬虫類、魚類、両生類と共通していて、横隔膜下で主に消化器官を制御しています。臨床的な障害が身体に大きな影響与える段階まで至ると、「いよいよ腹まで来てしまった」という言い方をするのもこうした背景があります。~
~これは非常に興味深く、また重要なことですが、哺乳類特有の有髄で機敏な迷走神経は、顔と頭の筋肉を制御している神経とともに脳幹部の同じ部位から始まっています。社会性を身に付けている人や、洞察力のある臨床家や教育者は、自分と交流している相手を絶えず見つめています。そして、相手がどんなことを感じているかを理解することができます。
他者の感情を感じることができる能力は、神経生理機能に基づいています。顔と頭の横紋筋を制御している神経は、有髄の機敏な迷走神経と脳幹で接続しているので、他者がどう感じているかを察知し解釈することができるのです。私たちは顔の上に心を載せている、と言ってもよいでしょう。~