うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

きれいな空と、音楽のちからと、気候危機、格差が迫る転換 「コモン再生」で脱成長を 斎藤幸平・大阪市立大准教授インタビューと、【  だから、社会学の探究者は、何か「こと」が起きれば「同時代に生きる者として社会学的に何を言えるか」という問を突きつけられている。つまり、社会学には、同時代と共振するということが学問的な使命として内蔵されているのである。】

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 毎日空がきれいですね!

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 昨日も皆さん笑顔で一日が終えることが出来、感謝です!音楽のちから


 下記は、少し古い記事ですが、何度もアップさせて頂いている斎藤浩平氏のものですが、便利さが豊かさと勘違いしている向きは否めませんね。絵を耳で見ると言うのも考えてみたら同じかもしれません。自分達の支援も大きい施設に利用されて(笑)、大変な方を落ち着かせたら、大きな施設が持っていく(笑)と言う形が生まれつつありますが、うちの使命としては望むところです。でも、同じ法人ばかりに持っていかれるのは、どうかと思うこの頃です(笑)。自分で支援者を育てて、支援方法も考えたら良いのに、しんどいところだけさせて(笑)、ショックドクトリン的な話をして、連れて行くのは如何なものか(笑)。自分の実力で支援者も利用者さんも集めたら良いのにと、ふと思ってしまうこの頃です。

 

 冷戦終結後、私たちは資本主義以外の社会を思い描くことができなくなっています。24時間コンビニや吉野家が開いていて、ユニクロ、アマゾンがあるのが当たり前になっている。その便利さが豊かさだと思い込まされている。ファストフードやファストファッションは根本的に見直さないといけませんが、それなしには生きていけないような生活、働き方が本来おかしいはずです。


 最近、自分が本当に探求したいのは、社会学なのではないのか?と思います。

『考えるということ』知的創造の方法
大澤真幸
序章
同時代と共振する 
 〜会学は近代に生まれた学問、比較的若い学問である。それは、〈現在〉というものを何か、自分たちが経験していることは何かということを、何とか言葉にしたいという強い衝動が学問として結晶したものだ。

 から、今起きていること、自分自身を含む人々が関心をもっている問題や出来事に対して何かが言えないのであれば学問としての存在理由がなくなってしまうようなところが、社会学にはあるのだ。

 れゆえ、「社会学の」勉強として、教科書に書いてあることを読んだり、ずっと、昔の学説を覚えたりするだけでは、ぜんぜん足りないし、意味がない。それでは、何のために「社会学する」のかがわからなくなってしまう。

  から、社会学の探究者は、何か「こと」が起きれば「同時代に生きる者として社会学的に何を言えるか」という問を突きつけられている。つまり、社会学には、同時代と共振するということが学問的な使命として内蔵されているのである。