うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

朝の月と、働き方の変化に対応するために「没入型体験」を設計しなさいと、【最初の欲動の断念は、外部の力によって強制されたものであり、欲動の断念が倫理性を生みだし、これが良心において表現され、さらに欲動の断念を促進するのである」】

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 またまた、1日遅れのアップになりました。昨日の朝の月です、肉眼でも表面が見える様な感じでした。

 

 下記はカタカナが多いですが、カタカナをググれば(笑)、簡単な内容でした。自分たちが日々行っていることも含まれていました。
  

●構造化されたセレンディピティ

 最後に、5つ目のデザインドライバーであるセレンディピティとは、別のことを探求している時に偶然、素晴らしい何かに遭遇することを意味する。

 きちんと設計されたイマーシブな体験は、それを構成するフォーマルな交流とインフォーマルな交流の絶妙なバランスによって、セレンディピティの瞬間をもたらす豊かな素地をつくる。

 こうした素地をつくるプロセスには、参加者の多様性や教育的プログラムの種類、さまざまな同僚とつながる機会、フォーマルとインフォーマルのつながりをつくりやすい場所、自省と共有をもたらす空間の確保が含まれる。

 企業買収のスピードアップを図りたい場合には、夕食会や散歩、レクリエーション活動など、構造化されない交流時間をつくるのがよい。そうすることでインフォーマルな交流が促され、個人的なつながりが深まると同時に、重要でクリエイティブなインサイトがもたらされたりすることも多い。

 

 

 今読ませて頂いている、樫村先生の本に『破壊』と『支え』がありました。妄想や幻想(万能感・全能感)を破壊して、不安定になってしまった心を支えるという意味だと思われますが、こちらも自分たちが『妄想-分裂ポジション』から『抑うつポジション』にきちんと着地させるということと同意だと思われます。下記を読ませて頂いていて、ふと思い出しました。

  〜理性」についてもフロイトは次のように記している。「通常は、倫理的な要求が最初にあって、欲動の断念がその結果として生まれると考えがちである。

 かしそれでは、倫理性の由来を説明することができない。実際にはその反対なのであろう。

 初の欲動の断念は、外部の力によって強制されたものであり、欲動の断念が倫理性を生みだし、これが良心において表現され、さらに欲動の断念を促進するのである」(p.291)。