渥美半島に雪と、東京都 新型コロナ 新たに944人感染確認 2番目の多さにと、【▼脱成長コミュニズムの柱⑤ーエッセンシャル・ワークの重視】と、労働集約的産業の現状と課題(厚労省)
朝、渥美に送迎に行ったら、雪が降っていました。3蜜を避けて窓を開けているので、暖房を1番強くしました。
ついでに伊良湖まで行ったら、幻想的な光景がありました!
本当は昨日アップする予定でしたが、すっかり忘れていて(笑)、写真を差し替えました。年末には1,000人行くなと思っていたので、びっくりはしませんが、怖さは段々と募るばかりです。帰省された方々のことは、本当に心配しています。もう誰が罹ってもおかしくないし、自分が持っているかも?と思って生活させて頂いています。
下記は、少し前に読み終わりましたが、現場を良く知っているなと感じました。ついつい忘れてしまいがちですが、1番大事なことですね!
自分は現場が分からない、知らない人間は信じません!
人新世の「資本論」斎藤幸平著より
第七章 脱成長コミュニズムが世界を救う
▼脱成長コミュニズムの柱⑤ーエッセンシャル・ワークの重視
使用価値経済に転換し、労働集約型のエッセンシャル・ワークの重視を
〜たとえば、介護福祉士は単にマニュアルに則して、食事や着替えや入浴の介助を行うだけではない。日々の悩みの相談に乗り、信頼関係を構築するとともに、わずかな変化から体調や心の状態を見て取り、柔軟に、相手の性格やバックグラウンドに合わせてケースバイケースで対処する必要がある。保育士や教師も同じだ。
こうした特性から、ケア労働は「感情労働」と呼ばれる。ベルトコンベアでの作業とは違って、感情労働は相手の感情を無視したら、台無しになってしまう。だから、感情労働は、ひとりの労働者が扱う対象人数を二倍、三倍にしていくという形で生産性を上昇させることができない。ケアやコミュニケーションは、時間をかける必要がある。そしてなにより、サービスの受給者が、スピードアップを望んでいない。
もちろん、介護や看護の過程を徹底的にパターン化し、効率を上げることはある程度可能だ。だが、儲け(=「価値」)のために労働生産性を過度に追求するなら、最終的にはサービスの質(=「使用価値」)そのものが低下してしまう。
ところが、まさに機械化困難さのせいで、労働集約的なケア労働部門は生産性が「低く」、高コストだとみなされている。そのため、官僚から現場に近いところまで含めたマネジメント層からは無理な効率化が求められたり、理不尽な改革やコストカットが断行されるようになったりしているのである。
参考に張り付けてみました。
労働集約的産業の現状と課題(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/62-75.pdf