うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日のうたたねと、【 日本人は、ロジャースの心理療法を形式的・表層的に受容し、ロジャースの人間観や心理学的理論を拒絶したということだ。】

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 午前中は、初立池に散歩に行かれたと、職員さんから写メが届きました。自分は休みでしたので!暖かかったから良かったですね。今は人が少ないですが」、もう少ししたら杜若の花が」咲きだすので、こちらにも散歩に行けませんね......。

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 今日は、貴ちゃんの誕生会!ボランティアさんが、本格的なチョコレートケーキを作ってくれましたが、皮膚などに炎症がある方は、本当はチョコレートに含まれているニッケルが、炎症を悪化させるので、食べない方が良いのですが、マスクをしていても、おいしそうな香りがしていました!

 自分は、休みにもかかわらず、管理者から招集がかかり(笑)、ギターを弾かされました(笑)。

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 サプライズゲストさんでしょうか?横山やすし師匠も来ていたようです(笑)。

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 午前中は、自分の受診で、処方のみにして頂き、滞在時間が短かったですが、混んでいたので、待合室から出て、非常階段の防火扉を少し開けて、待っていました。マスクをされていない方のほうが多かったり、受け付けのところにある、消毒液を皆さん使っていなかったので、これでは感染が拡大しても仕方がなと、思いました。危機感がなさすぎではないでしょうか?自分が神経質すぎるのでしょうか?

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 トイレットペーパーが、近くで品薄になっていると、心配になっておられる方が、職員で居ましたが、豊橋市のホームセンターには、沢山ありましたので、大丈夫だとメールしておきました。

 

 
ロジャースのことが書かれていますが、そんなことがあったのですね。まだ、福祉の現場では受容。受容と言われる方が多いですが、結局、ロジャースのやり方は、日本では合わなかったということですね。誤解があると思われますので、加筆します。その当時の日本には、ロジャースの理論を、きちんと理解できる土壌がなかったということだったので形式的・表層的にしか、取り入れることができなかったのですね。精神分析の基本的な知識のないかたが、表層だけ取り入れてしまったので、日本的な道徳観によって、偏ったやり方でなされてしまったと、書いた方が、東畑先生が言いたかったことに近いですね。
第3節 日本のありふれた心理療法のための理論

1日本の心理療法小史
(3)日本化する心理療法ーー戦後のロジャース
 ~本におけるロジャースのカウンセリングが日本の心理療法に与えた影響は絶大である。
 本におけるロジャース受容で特徴的なのは、氏原(2009)の表現を借りれば、治療者が「素人」の段階にとどまったことにあるから当時カウンセリングを担った治療者たちは、教師や人事担当者などであり、彼らが数週間の研修を受けただけで、クライエントに対して実践を始めた。

  そのようなことが可能であったのは、いわゆる論三原則「受容・共感・自己一致」という治療者に態度を達成すれば、自然にクライエントが成長するという理解があったからである。

 こでは、専門家としての「見立て」が欠如していたと氏原(2009)は指摘している。だからこそ、上手いかない治療に対して、指導者は「もっと受容しなさい」などと繰り返すことしかなく、「なぜうまくいかないの」を説明することができなかった。

  つまり、そこでは決定的に「心理学すること」が欠如し、「関係すること」のみが闇雲に追及されたのである。

 本人は、ロジャースの心理療法を形式的・表層的に受容し、ロジャースの人間観や心理学的理論を拒絶したということだ。