うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

花曇り?と、イチローさん「後退も成長のステップ」トヨタ新入社員へと、【「土着化しすぎた場合よりも、土着化が不十分な場合に、臨床ケア上の問題は多い」としている。】

 

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 今日は雨ですが、昨日皆さんと車窓から眺めた桜は、曇天と共色でした。それはそれで、染色で使われるメヒキという技(柄の色と同じ色を薄めた色で全体を染める)に似ていて、素敵でした。藤木先生の『灰色の断層』も、思い出しました。十茶百鼠という言葉を教えてくれたのも、藤木先生でした。鼠色にはそれだけ種類があるということですが、昨日の曇天と桜はまさしく、それをイメージしていました。

 

 今日は、夜勤ですが、緊急に病院の付き添いがあり、午前中は病院に走りました。無事終え、帰宅してパソコンに向かったら、下記のニュースがありました。本当に一流になるために努力された方の言葉は、的を得ながらも、重いですね。失敗なんてして当たり前だし、失敗を恐れていたら何も出来ません。 

 大学院のオリエンテーションがなくなり、講義もzoomで行われるかも知れなくなった今、これが現実だと思って時代についていくしかないですね。COVID-19のせい?おかげ?で、社会の仕組みがより一層、速度を上げて変わっていっているような気がしています。


 やはり、地域というのは、それぞれに文化があるので、医療も福祉もその文化に沿ったやり方でないと、難しいということでしょうか?それなら自分は、大阪に戻った方がもっといい支援が出来るし、もっと地域に貢献することができるのでしょうか?帰巣本能もあり、大阪に心も足も向いてしまうのは、無理のないことなのかも知れませんね。話が逸れましたね........。

(2)専門職セクター
 ~からクライマンは、専門職セクターは「土着化」される傾向にあると指摘している。

 西欧医学が非西欧圏で普及していく過程にあって、その土地のローカルな「知識体系やヘルス・ケアの諸制度」の網の目の中で、「本質的に西洋向きのものを、非西洋文化の特定の社会条件により適合的なものへと変質させる」のである。

 して「土着化しすぎた場合よりも、土着化が不十分な場合に、臨床ケア上の問題は多い」としている。

 門職セクターもまた、ヘルス・ケア・システム全体との相互作用を受けるものであるから、土着化されないときには、クライエントとの間で十分な臨床的コミュニケーションを確立することが出来ないのである。