うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

お地蔵さんに願掛けと、明日は、すろーじゃむの湯!と、「マスク在庫あり」集めたサイトオープン、1枚あたりの価格も表示と、シャープ、3月中にマスク生産開始、新型コロナ拡大による品薄解消なるかと、【セラピストは精神分析的解釈をする人以上の存在にならねばならない。】

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 世界を悲しいニュースが駆け巡っていますので、身代わりになってくれるという、お地蔵さんに、お薄と桜餅を供えて、一刻も早くこの事態の終息をお願いしました。もう少し頑張って皆さんと自粛をさせて頂きます。皆さん自分の身にならないと、事の重大さに気付かないのかも知れませんね......。何もない事ほど、素敵なことはありません!

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 夕方、すろーじゃむに、灯油を入れてきました。明日は、すろーじゃむの湯です!

 

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 親分が、浜松でマスクが昨日、普通に売っていたと、何も買わないで余裕で帰ってきたので、今日の休みを使って浜松まで行ってきましたが、ありませんでした....。親分の危機管理能力のなさは、今始まったことではありませんが、この事態でもか.......。と。まあ、今更でした.......。

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 灯油を入れるノズルを買いに、ホームセンターに行ったら除菌ウエットティッシュがありました。取り合えず購入しました。主任さんも、色々気にかけてくれ、タウパーがあそこで売っていたとか、アルコールがあったので買ってきたとか、本当に頭が下がります。いつも皆さんの為にありがとうございます!

 

 少し前に下記がありましたが、まだまだ高いですね......。

 下記は、少し明るいニュースでした。実家の喫茶店が、大阪の阿倍野区のシャープの元本社の近くにあり、本社に続いている歩道橋を渡って、長池小学校に通っていたので、関係ないか(笑)?でも、出所のはっきりした、安全なマスクが適正な価格で早く出てほしいですね!欧米も、アジアの国々を安く使っているので、逆襲したい気分ですね!頑張れシャープ、頑張れニッポン!


 下記は、2年前の焼き直しですが、タスティンと同じように、自閉症の方の支援に使えるものです。木村敏先生が、本当に重度の統合失調症患者を見なくなったと、何かの本に書かれていましたが、自分は、下記にあるような、重度の自閉症の方を見たことがないかも知れません。この地方で有名な方だと、親御さんも認める方でも、どこかに通じる個所があり、ヘレンケラーが言葉を紡げるようになったように、重度の自閉症の方も、自分の意思を出せることが出来る環境つくりや、こちらの言っていることを理解してくれる環境つくりが出来れば、落ち着くことが多いです。それが出来ない方は、おそらく観察や研究の対象としてだけ、その方を見ているのかも知れません。

自閉症とパーソナリティ』 

アン・アルヴァレズ スーザン・リード著
倉光 修監訳・鵜飼奈津子・廣澤愛子・若佐美奈子訳

◆治療技法

 〜社会的関係は障害は中核的原因ではなくて、中核的症状だとも考えている。〜

このアプローチの精神分析的特徴

第一の要素である精神分析的治療には、以下の三つの特徴がある。

(a)治療セッティングの規則性と恒常性

(b)転移の利用

(c)逆転移の利用

 発達研究者と乳幼児観察者は、認知やコミュニケーションの技能が養育者との情緒的関係から発達してくるという点で同意している。〜

 

心理療法のセッティング
 治療の予約時間を規則的に取り、セッションを行う場所を一定にすることは、精神分析的な治療形態をとる場合、すべての患者の回復にとって重要である。このことは、とりわけ自閉症患者には大切である。というのは、安全で予測可能なセッティングが、しばしば、最初に彼らの関心を引き、魅力的になるからである。
 植物が〝植えられる”必要があるように、彼らも最初は根づいて、そこから成長しはじめるのだろう。親や教師は1回に数時間、これらの子どもたちと関わらねばならない。そしてどのような接触においても、特別のストレスと緊張が強いられる。セラピストの特別訓練においては、不安、絶望、退屈といった強い感情に気づきましたそれに耐えることが含まれる。彼らの役割は、それらの感情状態にとどまり、それを避けないでいることである。50分の時間制限は構造を形作るので、セラピストは強い原初的な感情が顕現してきたときに、患者がそれに対処するのを助けることができる。こうした感情は、彼らが自閉的な心的状態から抜け出てこようとするとき、つまり、彼らが通常の人間の弱さや不完全さに耐えられなくなるとき、非常に強くなる。



◎転移
 セラピストは転移(患者のセラピストへの態度や関係をとり方)を、それを通して患者の対人関係を見るレンズのように利用する。患者のセラピストに対する関係がよい方向に変わり、セラピストに対して愛着が形成されてきたら、それは両親への関係の代理とは見なされない。むしろそれは、実際の父母との重要な関係に帰っていく途上の現象と見なされる。患者が情緒的コミュニケーションの能力を身につけていくと、両親がその子をより養育しやすくなる。



逆転移
 逆転移とは、患者の感情によってセラピストに喚起される反応だと考えられている。しかし、たいていの自閉的な患者の問題は、関係の欠落、コミュニケーションに役立つような感情表出の欠如である。一般に、我々は他者の意図や心の状態を〝読む”ことができる。しかし、自閉症者の意図や行為の意味を確かめようとすると、我々はしばしば゛意味がないのでないか゛という感覚に襲われる。この経験は、我々をまごつかせ、疎外し、混乱させる。互いに対する好奇心や関心といった心的要素が失われてしまうのだ。自閉症の子どもは、生物と無生物を識別する能力をもっていないか、あるいは、関心がない。その結果を我々のほうでも自閉症者の心の存在を認めにくくなるのだ。セラピストは精神分析的解釈をする人以上の存在にならねばならない。我々は人間的感情やコミュニケーションの世界に彼らを”引き出す”活動をしなければならない。あるいは、彼らに私的で自閉的な世界よりもこの世界のほうが実際面白いのだということをわからせる必要があるのだ。逆転移の利用によって、セラピストは自分のごく小さな変化を引き起こすことがあるのに気づく。そして、それによって、より積極的に患者に関われるようになるのである。セラピストは二人のための心を、二人のためのエネルギーを、二人のための希望を、二人のための想像力をもたねばならない。患者はしだいに関心を抱きはじめる。ただし、我々にではなく、我々が彼らに対してもつ関心に関心を抱きはじめるのである。