うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

お地蔵さんと、【8,成人におけるパーソナリティ障害と自閉スペクトラムの異同―主に精神分析的視点から】


 写真は昨日、静岡県内を徘徊(笑)していた時に見つけたお地蔵さんです!
かわいいので思わず写してしまいました。

 喘息の受診がお昼までに何とか終わり、ウェブデザイナーの方と約束通りお会いできました。
ご主人の仕事の都合で転勤され、学校の同窓会があるので帰省された様子。
 うたたねや法人のホームページの作成と動物のイラストの版下を依頼させていただきました。
センスが良い方なので楽しみです!

 来年、新しい管理者の方が就任してくれれば、物づくりに邁進させていただこうと思っており、彼女の協力は絶対必要なので、その件もお願いしてきました。一緒に素敵な仕事ができたらと思っています。




 修善寺温泉の余韻に浸ることもできずに(笑)今日は夜勤です。
受診待ちで少し本が読めました。下記はそのアップです。毎日、少しずつでもパソコンを使っていると、打ち込むのが早くなってきました。
 毎日の積み重ねが本当に大事ですね。ブラインドタッチ目指して(無理そう......)頑張ります。

 もう少しで夜勤です。今日は自転車で行きましょうか?歩いて行きましょうか?
静岡に行く前に、引退を発表した、アレサ・フランクリンの局を10曲携帯に入れたので、聞きながら歩いていこうかな?




第8章 パーソナリティ障害との異同は何か?
前田暁宣
8,成人におけるパーソナリティ障害と自閉スペクトラムの異同―主に精神分析的視点から
(2)治療方針と治療過程について
  成人におけるパーソナリティ障害と自閉スペクトラムの異同は、精神力動的理解のみならず、精神分析的精神療法の適応を含む治療方針の程度が重度であれば、自ずと支援的−現実的アプローチが必要になる。神経症では、無意識から意識への開放を目指すのに対して、パーソナリティ障害では、患者の心的葛藤の統合や心的歪曲の健全化を目指すことになる。それは治療者が積極的に患者の心理的な眼となり、単眼視による患者の平面的世界に少しでも心的空間を作ることでもあるだろう。自閉スペクトラムに対しては、治療者の解釈において、分解によって切断された関係をつなげることや欠けたものを補充するような具体例やストーリー性が重要であるが、それは決して容易ではない(岡田、2012)。自閉症児の治療でアルヴァレズが提唱する再生(reclamation)
の技法は、健常な母子関係における能動的な関わりによって生きた人間として相互に関わる姿勢であるが、それは成人例においても重要である。
 精神分析的治療への適応については、治療者が提供する治療設定への外的適合性がある程度備わっていれば、精神分析的治療への導入は外的には可能かも知れないが、内的には治療に転移を向けさせることができて、内的体験を治療者とともに作業できる心的空間がある程度存在することが重要である。パーソナリティ障害では、それらはある程度期待できたとしても、治療構造や治療者の態度を含めて患者の破壊性や攻撃性を含む陰性転移を抱えることが可能かどうかが臨床的に重要である。これに対して自閉スペクトラムでは、その付着性による対象との一体感や接触の難しさなどから内的体験における変化の可能性は乏しいかも知れない。その一方で対象との反復的な接触様式によって治療への外的適合性が高ければ、無限治療になる可能性もあるだろう。実際の臨床現場では治療方針についてもスペクトラムがあると言えるだろう。
 自閉スペクトラムでは、治療者に対する付着的転移や治療者や治療者の解釈に対する付着的同一化が特徴である。自閉スペクトラムに対する治療者の逆転移感情の中には、相互性の欠如による不快感、無意味な反復感、無時間の感覚、無意味感や不毛感などがあるだろう。それらはパーソナリティ障害に対する逆転移のように治療者の心的空間の中に激しく投影される情緒や思考とは異なり、患者の欠陥に対する逆転移と言えるかもしれない。