うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

合格しましたと、今日のうたたねと、【 人間は積み重なった象徴的な意味の領域に生きている。】

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 なんと!高卒にも関わらず、専門職大学院の入学が許可されました!

貧困家庭でしたので、中学を出たら働こうと思っていたくらいでしたが、申請書が受理され、大学卒だと認められて、今日に至りました。

 それも、みなさんのご協力と、ご理解があってこそなので、本当にありがとうございます。法人の近い将来のために、学ぶので、本当に頑張らないといけません。

 社会起業・MBAの学科ですので、福祉の中身を少しでも改善できるような方策が考えられ、実行できたらと思います。

 面接官は、映画監督の井坂聡先生でした。言語障害があるので、プレゼンの心配をしてくださいましたが。先日の下記を見て頂きました。

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  考えてみれば、プレゼンの内容を自分で作り、話すのがうまい方にやって頂くというのも手ではないか?とも思います。

 

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 今日は、夜勤で現場に入りました。入浴もほぼ終わっていて、ショートさんの受け入れを待つだけでしたが、皆さんラジオ体操をされたり、ギターを弾かれたり、話をされたり、賑やかでした!

 

 もう少しでオグデンから離れます(笑)。

下記は、何度も的を得たワークスルーを繰り返しながら、人は成長していくものだと言ってくれている気がしました。現在読ませていただいているスィーガルは、ちょうど象徴形成の個所です。

5.妄想-分裂ポジションと抑うつポジションとのあいだで
 ~臨床素材に移る前に、前の2章で展開した概念化、つまり妄想-分裂的な様式と抑うつ的な様式という存在のありかたについての概念化を基礎にした、精神病理の分類をおおまかに示すことにしよう。

 神病理の水準についてのこの概念化誤解が、これからの臨床的な議論の背景となるからである。(この分類は、ビオン[1967],フロイト[1896a,1914,1915],クライン[1935,1975],フェアバン[1941,1944,1946],カーンバーグ[1970],マクドゥガル[1974],ウィニコット[1959~1964]その他の業績の統合と拡大である。)

 ず、心理的障害のうちもっとも発達的に進んだ群(比喩的にいえば「最高次の水準」)は、パーソナルな意味(欲望も含む)の領域での葛藤を反映している。

 れが存在するのは、個人の欲望が自分自身のものとして体験できるまでに発達した人格システムにおいてである。

  こでは、人間は対象であるとともに主体であり、全体的な個人として自分自身を体験する。

 してその個人は、時間と空間をこえた自分と他者との関係において連続的である。

  人間は積み重なった象徴的な意味の領域に生きている。

 の水準の精神病理の典型となるのは神経症である。