今日の日中と、うたたは払い過ぎです!と、職員募集のお知らせと、【身体活動と精神活動の境界線上にある本能から直接に空想は派生するので、これらの原空想は心的現象であると同様に身体現象としても体験される。】

　新型コロナウイルスで、外食もままならない中、皆さんで近くの公園に散歩に行かれたと、女性職員さんが写メを送ってくれました。モクレンでしょうか？咲き始めていますね！今日から3月ですが、新型コロナウイルスが終息しそうにないので、皆さん不安ですね.......。ユングは、無意識は海底のように繋がっていると言っていましたが、今はまさしくそんな感じですね。早い終息を祈るしか自分にはできません......。

 明日から、日中の施設はしばらく休むことになりました。そんな中、女性職員さんが毎日何かを企画してくれるとのことで、退屈な日々でもなくなりそうで良かったですね。

　今日は、休みでしたが、給与計算等の準備で午前中事務所にいたら、去年末から働いてくれている職員さんが事務所に来て、自分の給与明細見て、うたたは払い過ぎですよ!って言って来ました（笑）。うたたは現場主義なので、利用者さんに沿った支援が出来る方には、予算は勿論ありますが、なるべくもらって頂くようにさせて頂いています。

　うたたねっとにも、職員募集を掲載させて頂きました!

https://npo-utata.net/職員募集のお知らせ！/

　下記は、スィーガルに戻りました。下記の続きに、ビオンが出てきますが、非常に説得力のある文章でしたので、次回アップさせていただきます。

『身体活動と精神活動の境界線上にある本能から直接に空想は派生するので、これらの原空想は心的現象であると同様に身体現象としても体験される。』は、身心不二・心身一如ということでしょうか？心に入りにくい時には、やはり遊びというのが有効だと言っているようにも感じました。早とちりですが、空想を幻滅（過度の）にしないためにもウィニコットのほどよい母親的態度が一番効果的なのかもしれませんね。

3.空想とその他の心的過程
　〜本能は生まれたときから働いているので、ある荒削りな空想生活は生下時から存在していることが仮定できる。

  はじめての飢えとその飢えを満たそうとする本能的渇望はその飢えを満たすことができる対象についての空想を伴っている。

  身体活動と精神活動の境界線上にある本能から直接に空想は派生するので、これらの原空想は心的現象であると同様に身体現象としても体験される。

  快感−苦痛原則が優勢であるところでは空想は万能であり、空想と現実体験との間の区分けは存在しない。

  空想された対象群やそれから派生する満足は身体の出来事として体験される。

  そもそもフロイトは幼児は剥奪状況に幻覚的な願望充足で反応すると仮定した。

 もし、その概念がIsaacs(1948)とKleinが示唆した方向で用いられるなら、それらの早期の幻覚は空想生活の表現物である。〜