うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

すろーじゃむワイナリーが.....と、学ぶこと変わることと、【 躁的防衛を利用する患者は、思考、感情、できごとが理解されうるような、積み重なった象徴的な意味の世界に生きていない。】

 

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 ブドウが、キクイムシシバンムシ?にやられていましました......。一つは根元から芽が出るしか、再生は無理そうです。

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 もう一つは、今のところ大丈夫です。芽が膨らんできました。タンポポが咲く時期に展葉が始まります。

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 イチゴのほうも、手入れが出来なくて(入れなかったので)壊滅状態ですが、いくいつか残っているので、そこから出た新しい芽を生かしたら、来年の春には再生できそうです。

 

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 先日、自分を振り返る必要があり、職歴とか今まで読んで印象に残ったり、勉強になったりした本を挙げていたら、やはり林竹二先生の本が一番に思い出されました。今でも時々開かせて頂いています。自分にソクラテスを教えてくれたのはこの本でした。

 

 もう少しオグデンが続きます。下記のような状態になったときには、何を話しても受け付けてくれないし、自分がそうなっているときは、人の言葉なんて入ってきません。そんな時は、気持ちが落ち着くまで待つしかありませんね。勝手な(笑)順番かも知れませんが(笑)、個人的には、妄想ー分裂ポジション⇒躁的防衛⇒抑うつポジションの繰り返しというか、抑うつポジション⇒躁的防衛⇒妄想ー分裂ポジションに戻っていく気がしています。下記にあるように、躁的防衛は、単なる中間地点ではなく、両方の要素を含んでいるとも感じています。

躁的防衛
 うつポジションを不安定に達した患者はしばしば、クライン(1935,1952c)が躁的過程manic process とか躁的防衛manic defenseとか呼んだ特異的な形の防衛にたよる。

  の防衛(より正確に一群の防衛と考えられるが)は中間的な現象である。

 それは妄想-分裂ポジションと抑うつポジションの心的組織の要素を両方含んでいる

れは抑うつ不安(全体的で分離していると体験される対象の喪失への恐れ)に対する防衛であるが、妄想-分裂ポジションに特徴的な防衛様式(たとえば、分割、否認、投影、理想化、投影同一化、万能的思考)を用いている。

 的過程は、主観性、歴史性、心的現実の体験、成熟した象徴形成能力がすべて犠牲になるような存在のありかたへの退行をともなっている。

 的防衛を利用する患者は、思考、感情、できごとが理解されうるような、積み重なった象徴的な意味の世界に生きていない。

 躁的あるいは軽躁的な患者は行為の世界に生きている。そこでは、できごとはそれ自体で語り、それは反応的に扱われる。