うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

QUOカードさまさまと、【ポジションの概念は、患者の言うことに耳を傾ける時、私たち自身を方向づける枠組みとして役に立つ。】

 

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 今日は早番で、6時入りでしたが、5時過ぎにファミマでコーヒーを頂きながら、ジョン・スタイナーの本を読もうと、レジに並んだら、いつものサルの財布がみつからなくて、焦ってカバンの底を探していたら、誰かに(済みませんすぐ忘れてしまう人間です...)頂いた、QUOカードが出て来て、ファミマにも使えるって書いてあったので、直ぐに出して(笑)、助かりました。頂いた方に、感謝です!

 

 

 

 

www.japandesign.ne.jp

 

 今日は、県に提出する書類の確認を、主任さんとやっていたら、色々あり.....。何とか解決しましたが、その後、自分のミスで市から電話があったり、給与計算をしたりで、帰宅してからいつもの如く、上記のJDN / ジャパンデザインネットさん からhttps://www.japandesign.ne.jp/ メルマガが来ていて素敵な家が出ていました。

下記のを見ると、創作意欲が出て来ます!

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 下記は、自分の支援の考え方の基になる部分です。

自分の拙い考え方は、知的に障がいをお持ちの方を、バリントのいう、基底欠損水準にあるとするなら、乳幼児に対する精神分析の理論・概念を使用すれば、何かが掴めるのでは?と思い、クラインとその学派の特に女性分析家の方の論文が非常に役に立つような感じが、現在はしていて、『躁的防衛・妄想ー分裂ポジション』から、どうやって『抑うつポジション』に持って行けるか?が現在の現場には参考になっています。

 

 『ポジションの概念は、患者の言うことに耳を傾ける時、私たち自身を方向づける枠組みとして役に立つ。』

 

 

 だから、下記の様なことを感じられる・見る事が出来る感覚を磨くために、クライン派の本を読んでいます。

 『私たちは、現在働いている患者の心の中心的ポジションの感覚をつかむ必要がある。』

 

 何度かしつこく書いていますが、精神分析の本を読ませて頂いていると、自分しかこの方の支援が出来ない!と、豪語される方は、その利用者さんの投影をまともに受けていて、(障がいの有無関係なく、そういう母子関係は良く見られます)逆に支配されているのでは?とまで、最近は思ってしまいます。そういう関係を続けていると、お互いに成長できないのですが........。

 

 

  ~メラニー・クラインは、妄想分裂ポジションと抑うつポジションという2つのポジションを描くのに「組織」という用語よりはむしろ、「ポジション」という言葉を用いた。「ポジション」という用語は、心の姿勢、幻想がさまざまに結びついた布置、特有の不安と防衛を伴った対象との関係を含意している。ポジションの概念は、患者の言うことに耳を傾ける時、私たち自身を方向づける枠組みとして役に立つ。私たちは、現在働いている患者の心の中心的ポジションの感覚をつかむ必要がある。たとえば、患者が、責任や痛みの感覚や対処する必要のある罪悪感の感覚を伴った抑うつ的スタンスから、彼の外的かつ内的な世界を見ているのか、逸れとも衝動や自己の一部、多くの恐怖を分裂排除し投影したり対象を理想化したり心的現実との接触から逃避したりする妄想的スタンスから見ているのかを知る必要があるのだ。~