うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

あいちアールブリュット・サテライト展と、ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」と、【この陰性逆転移を解消することによってのみ、陽性転移を再発見し、それを再び樹立するということがはじめて可能になる。】

 

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 今日は休みでしたので、桜ヶ丘ミュージアムにあいちアール・ブリュット・サテライト展(三河地域)を見て来ました。アトリエ・カーグの作家たちも参加させて頂き、先日アトリエ・カーグ担当者が搬入しています。

 全体的に見させて頂きましたが、優子さんのとりは秀逸でした。直樹君の作品も素敵でした。アトリエ・カーグだけでなく、沢山の作品があり素敵なものもありましたので、見に行く価値はあると思います。

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  こちらは。カーグの皆さんの共同作品です広い空間で見ると、小さく見えました。

後ろに、親分が滋賀にローザンヌのアールブリュット美術館の館長さんが視察に来られた時に紹介した、辻君の作品が写っているのも、何かの縁でしょうね!

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 こちらが優子さんの作品です!現物はもっと色彩が鮮やかで、大きさもあり、一見の価値ありです!

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 こちらの2点は、直樹君の作品ですが、3つ出ています。個人的に大好きな作品が選ばれていて」、自分のことのように嬉しかったです!



 もうひとつ、よく観させて頂くTEDがありますので、アップさせて頂きました。しばらくはTEDのアップはありません。下記のものも本当にそう思います。受験関係は民間の塾に任せて、学校、特に義務教育期間は創造性を育むようなことをして頂きたいものですね……。先生自体に創造性がなければ無理なので、先生になれる人が少なくなりそうですが(笑)。でも、一部には下記のような、創造性を持った方もおられるので、そういう方が先生になる方を教えるようにできれば未来は明るい気もします。何でも偏ったり、ステレオタイプになったりするのが一番悪いように思うのは自分だけでは無いはずです!
  字幕のスピードが速いので、遅めにの再生が、自分にはよかったです。0.75くらいだったと思います。

ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」

www.ted.com

 

 ラッカーの『転移と逆転移』を続けます。しつこい(笑)ですが、松木先生の本が『逆転移と転移』になっているのが理解できる内容が続きます。

 相手のせいにして、自分の実力のなさを防衛?見て見ぬ振り?している人が多くみられます。相手の心が閉ざされているなら、こちらから陽性逆転移を仕掛けて行くしかない場面も、現場ではよくあります。それが自分たちの仕事でもあるのを、忘れないでいたいですね。一体化したら、今度は離れて行く作業をして行くことも忘れがちで、それの悪い例は、共依存になっているのに、きちんとした支援が出来ていると勘違い?自己満足?してしまうことですね。

 

 〜陽性転移が阻害されているということは、言いかえれば逆転移の“陰性部分negative aspects”を意味しており、それは当然、一体化することの障害物であり、理解することの障害物である。

 そこで、陰性逆転移の徴候に対してこれを絶えず分析の対象として解消していくことが、そしてまた、陽性逆転移を再び確立していくことが、分析過程をうまく発展途上させていくために不可欠であり、決定的な要因として働くのである。

 陰性逆転移は本来、解消されるべきものであるだけに、それに対して陰性逆転移で反応している程度が強ければ強いほど、その陰性逆転移は解消されなくてはならない。

 この陰性逆転移を解消することによってのみ、陽性転移を再発見し、それを再び樹立するということがはじめて可能になる。

 そのことはまた、見方によれば、患者が患者自身と一体化することであり、つまりは治癒することである。