うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

トナカイがいっぱいと、【フロイトは、性的な欲望がおそろしく強力な人間的な動機であると主張するだけでなく、それが生まれたときから存在していることをも主張する。】

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 12月の足音も聞こえて来たのか?昨夜、まりちゃんが買ってきたクリスマスグッズで、皆さん楽しまれていました!

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 最後は、まりちゃんは、角でたっくんのお尻を刺すと言う暴挙(笑)で終わりました!

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 こちらは、せんとくん?トナカイではなさそうですね.......。

 

 今日は夜勤なので、またまた、早めのアップです。今日はどんな楽しいことがまっているのでしょうか?

 

 『臨床人類学』は、やっと300頁を超しました。台湾の中国医の例になって、一気にスピードが上がっています。日本も似たようなところ(大陸の文化の影響をまともに受けていますので)があるので、理解しやすいのでしょうか?でも、後100頁(笑)。

 

 下記は、オグデンに戻っています。オグデンも十分古典なのでしょうが、時の天才は、やはり感性が豊かですね。感性が豊かでないと、こういう仕事は(福祉の支援も含めて)しんどくて辛いだけと感じてしまうのかも知れませんね。

 愛着障がいも、下記の事を忘れてしまった結果なのかも知れませんね.......。

 

フロイトの「知識の遺伝」の概念
 私が思うには、このようなクライン派の系統発生的に遺伝された「知識」という概念に関する理解(ビオン(1962a)が「前概念」と呼ぶもの)は、心理学に対するフロイトのふたつのもっとも基礎的な貢献のうちの、第二(できあがった時代順で)のものの発展である。

  第一の貢献は、無意識的なこころを概念化したことである。ひとは自分の気づいていない思考、感情、動機づけなどをもち、観察できる思考、感情、行動の性質にそれらが強力な影響をもたらす、という考えである。

  フロイトのふたつの記念碑的な貢献の二番目は、性的な意味についての彼の理論である。精神分析理論のこの第二のかなめの重要性が、近年かなりの程度見失われてきているように、私は思える。

  フロイトは、性的な欲望がおそろしく強力な人間的な動機であると主張するだけでなく、それが生まれたときから存在していることをも主張するフロイトの性理論のうちのこれだけは一般的に理論され、評価されているが、このことがフロイトの性理論のおもな意義であるとは、私は思わない)。

  しかし、もっとはるかに根源的な提起は、人間のすべての動機、人間のすべての精神病理、人間のすべて、文化達成、人間のすべての行動が、性的な意味の見地から理解されうるというフロイトの考え方である。