うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

女子会に忍び寄る影(笑)と、EXIT兼近の逮捕歴報道に、貧困家庭で育った私が感じた“負の連鎖”と、【逆説的であるが、この解決法の可能性が生まれるのは、患者が強さを獲得し、両親の権威に反抗し、復讐願望を空想の中で、あるいは現実の関係、とくに転移の中で穏健なかたちで実際の行動にうつすことができるようになったときである。】

 

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 昨日は、夜勤でした。夜勤の休憩時間にアップする予定が、またまた1日遅れ(笑)。昨夜もいつものうたたねの夜でした。音楽などで楽しんだ後、女子が話を楽しんでいるその時に!ふとランタンを持った怪しい影が(笑)、照明を落とし、お化け屋敷になってしまいました(笑)。みなさんなれたもんで、軽いブーイングでスルーされていました(笑)。

 

 

 今朝、帰宅したら下記のコラムがネットに上がっていました。吉川ばんびさんのものですが、自分も貧困家庭の出なんで、なんとも言えない気持ちになりました。

 EXIT兼近の逮捕歴報道に、貧困家庭で育った私が感じた“負の連鎖”

9/10(火) 8:52配信   <文/吉川ばんび>

日刊SPA!

 

 

 

 確かにこころの退避所が必要な時がありますが、もう大丈夫と確信を得た時には、そこから出る準備に入って行かないといけませんが、支援者の方がその状況が嬉しいのか?中々出るような支援に入ることができませんね......。その方の少し前を見て、いつも支援をさせて頂かないと、自分だけが、自分しか支援できないという、わけの分からない支援で自己満足して終わってしまいます。それは一番やってはいけないことだと思っています。ただ、そのタイミングを計れるのも、毎日きちんとその方を見させて頂いていないと出来ない事ですが。エディプスをきちんと通過することは、本当は実の親の仕事だと思われますが、その機会が得られなかった方々には、心的外傷にならないように、その方に合った方法で通過して頂くしかないとも思っています。それが出来て初めて、退避所からでれるのですね。



 ~しかし同時にこの種の解消法とは異なるもう一つのシナリオが存在すると思われる。このシナリオもまたよく見られもので、これにより患者が〈退避所〉から外に出ることができるならば、成長と発達をもたらすであろう。

 これをエディプス葛藤の抑うつ的解決法と呼ぶことができるであろうが、この方法においても患者は重要な問題と格闘しなければならなくなる。

 逆説的であるが、この解決法の可能性が生まれるのは、患者が強さを獲得し、両親の権威に反抗し、復讐願望を空想の中で、あるいは現実の関係、とくに転移の中で穏健なかたちで実際の行動にうつすことができるようになったときである。

 これが可能になるためには、患者は〈こころの退避所〉から外に出て対象への感情に向き合わなければならない。こうしてこの感情は空想を通じても行動上でも明らかになってくるなったのである。