うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

大阪と、【そのとき、当然のこと、われわれ自身がこの多様性の現代をいかに生きているのかが問われる。われわれの価値観・個性が子どもによって試されているのだということができるであろう。】

f:id:ka-gu:20190826191439j:plainf:id:ka-gu:20190826191504j:plain

 毎月一度の大阪に行って来ました。やっぱり故郷は良いですね。いつもアベノハルカスにある、鶴屋吉信さんでお薄を頂きて来ます。お菓子が選べるのも楽しみですね。たっぷりお抹茶が入っているのが分かるくらいの味でした。

f:id:ka-gu:20190826191540j:plainf:id:ka-gu:20190826191609j:plain

  帰宅したら、稲が実っていたり、心理学を勉強されている職員さんが修了書を送ってくれていたり、情けない自分が余計に情けなくなってしまいました......。

 実るほど.......。という言葉がありますが、残りの人生故郷で貢献できればとも思っています。アートも、音楽も、福祉も自分が学んできたことを、故郷でできたらいいな。

 

 

毎月一度大阪に身体を見に行っていますが、今回で三回目。やはり天王寺に着くと感慨深いです。行って返るだけですが、それだけも嬉しくなりました。
 天王寺に住みたいなと思うこの頃です。


 下記はまた、皆藤先生からの引用ですが、『 われわれの価値観・個性が子どもによって試されているのだということができるであろう。 』というのは、現場でも大変必要かつ難しい問題ですね。うたたねでも、本を沢山購入して、読んで頂きたいですが、難しい本も沢山あり、簡単な本から薦めさせていますが、まだ2名しか見ていません(笑)。3冊くらいネットで調べながらよめばあとはらくに読めますか……。


●生きる秩序としての個性
 ~このようにみると、多様性の現代を生きる子どもの現状がいかに過酷なものであり、そのなかでみずからの生きる秩序を生成していくこと、個性的に生きるということがいかに大変な危険性をともなうものであるかがわかる。

 先に筆者は、個性は現実との相剋のなかで磨かれていくと述べたが、それは、多様性の現代にあって排除の構造が存在するという事実と心理の矛盾を生きる個性でもある。 

 そして、このようなプロセスにわれわれはかかわっていかねばならない。そのとき、当然のこと、われわれ自身がこの多様性の現代をいかに生きているのかが問われる。われわれの価値観・個性が子どもによって試されているのだということができるであろう。