うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

洗濯たたみと、【主体の復権によって、既製の道徳的・倫理的価値観や真理は絶対ではなくなった。】

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 夕方は忙しくて、入浴後は食事、同時に洗濯を行っていて、歯磨きが終わるころには第1段の乾燥が終わって、みなさんでたたんでいます。中心になるのはまりちゃんと、いのうえっちです。たくちゃんと、りえちゃんは、それなりのたたみ方で、応援してくれます。

 洗濯が終わると、音楽会が始まりますが、自分はギターかウクレレを弾いているので写真が写せません(笑)。

 

 

 自分だけ今夜から大阪に行くので(夜行バスw)、明日だけ大阪で金曜日の早朝に豊橋着で、お昼から浜松に仕事で行きます(笑)。少し将来の事を本気で考え、色んな方々(真剣に生きておられる)と会う機会が増えたこと、感謝しています。

 

 今日はシュタイナーを飛ばして(笑)、皆藤先生からの引用です。

あいちトリエンナーレーで一番の問題は(個人的に)、左だけでなく、右や、どちらでもない方々の作品を同時に展示できなかったことではないでしょうか?多様性を訴えながら、自分とは違う意見をに対しては耳を傾けないだけでなく、糾弾してしまうのは、多様性ということではないですね?自分の写真を勝手に焼かれた動画が流されたら、どんな気持ちになるでしょうか?自分がされて嫌な事はしない(完璧には無理なのは誰しも分かっていますが)というのが、うたたねの基本姿勢です。

 

 世の中、多様化している中で、何が本当なのか?偽りなのか?と言うのは、社会ではなく、個人の中で決めて行かねばならない時代になったと、皆藤先生は言っておられるように思っています。決断の重大さも別の所で述べられていました。特にこれからを背負っていくであろう世代は大変な思いをしないと、生きていけないのではないだろうか?と老婆心ながら心配してしまいます。

 母親・父親が子どもを叱って通報される時代(度が過ぎるのは別として)、そんな時代に障がいをお持ちの方々の支援をしようとする方が本当に現れるのか?と、 本当に心配になります。暴れているのを抑えているだけでも、虐待といいかねない時代。その部分だけを切り取ってしまう怖い時代に、本当に心が休まる時があるのでしょうか?他人の足を引っ張るだけを考えている輩も沢山いますし......。真摯に現場に、社会に向き合っていなくて、自分の利益だけを考えている方々ほどそんな傾向にあり、本当に怖い時代になりました。21世紀は、成熟した社会になって行きのかと期待していましたが、まだまだ途中なのでしょうか?それならもう少し長生きしても良いかも(笑)ですね。

 

 

⚫多様性
 主体の復権によって、既製の道徳的・倫理的価値観や真理は絶対ではなくなった。

 このことは、人間が営みの基盤となるものを失ったことを意味する。

 平易に言えば、何が善くて何が悪いのかということすら明確ではなくなったのである。

 価値観の多様化とも言えるだろう。

 このような現代にあって、「いかに生きるのか」は、まさに今日的テーマであろう。