うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

懐かしい絵と、情報環世界と、【患者は忘れたこと、抑圧したことを〈想起〉するのではなく、〈行動化〉する。記憶としてではなく、行動として再生するのである。】

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  写真を整理していたら、懐かしい絵が出てきました!今は来ることが難しくなってしまった、T君が自分の作ったバッグを描いてくれたものです。描いてくれている写真もあり、また来て欲しいなって思いました。

 

 今日は夜勤で、ちょっと時間があったので常勤換算をしました。明日からはや8月ですね!なんか今まで以上に何もできていない感が半端ない(笑)一年です。

 残りどれだけ頑張れるか?ですね!ただ、いろんな方と出会えたのが個人的には栄養になっています。来年からしばらく少し上向きになる運勢だと(笑)、よく当たる占い師が言っていたとのことですが、もしそうなってくれるなら、日ごろの小さいけれど努力が報われただけのことだと思われます。いくら運勢が上向きでも日々何かしらやり続けていないと、チャンスが来てもきっと掴めないと思われます。

 

 メールチェックしていたら、ジャパンデザインネットさんの中で、下記を見つけ、ちょっと読みたいなと思いましたので、アップさせていただきました。

 

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  下記は、転移と反復強迫についてわかりやすく記述してくれています。所謂、アクティングインとかアクティングアウトとかですね。行動化するより、想起のほうが反復することが(意識下で行われる?)少ないのでしょうか?恥を憤慨で防衛するというのも、一種の行動化なのでしょうか?少し話が違うのかも知れませんが、佐々木正美先生が言われていた、問題行動は2次障害(環境的な)というのもある面、自分に合わない環境下におかれているので問題行動(周囲にはそう見える)という行動化で防衛しているのではないでしょうか?そう考えると、ウィニコットのいう環境設定というのは本当に大事なことのように思えてきました。当たり前か(笑)。

 

  患者は忘れたこと、抑圧したことを〈想起〉するのではなく、〈行動化〉する。記憶としてではなく、行動として再生するのである。患者は〈反復〉するとき、もちろん自分が反復していることを知らない……例えば、患者は自分の親の権威に反抗し、いつも批判的だったことを思い出す、と言うことはない。

 のかわりに医師に対してそのように行動するのである……患者はある種の性的行動を強く恥じていたことや、今行っている治療を恥じて、あらゆる人に秘密にしようとする……患者は治療中ずっと、反復強迫から逃れることはできない。

 そして結局はそれこそが患者の想起のしかたなのだということが理解できるのである。(1914,p.150)