うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

療育キャンプと、【このような不安は、自己愛組織が弱まり、破綻するにしたがって、対象をより明確に〈見ること〉になった結果として生じる。】

f:id:ka-gu:20190706133051j:plain

 今日は療育キャンプにヘルパーでの参加で、北陸に来ています。お天気が良いのは嬉しいですが、うさぎさんもゆだっているくらい暑いですね。

f:id:ka-gu:20190706152951j:plainf:id:ka-gu:20190706153131j:plain

 写真がでかすぎですが、帰宅したら直しますね。

 

今は渚のドライブウェイですが、ご本人さんが、水着がないので、降りないとのこと。いろんな考えがあるのを自分は歓迎させていただきます!でも、バスの中から焼き蛤のお店を、眺めて食べたかったなあって(笑)真剣に思ってしまいました(笑)。

 

 

 渥美線と、バスの中で東畑先生の本を大分読めました。 

下記はまだまだ続きですが、毎日復習でき、勉強させて頂いています。現場での立ち居振舞いに、特に気をつけないといけない理由のようにも感じています。

 

 

  ~このような不安は、自己愛組織が弱まり、破綻するにしたがって、対象をより明確に〈見ること〉になった結果として生じる。 〈見ること〉に対する不安の重要性は一般によく認識されてきた、しかし同時に、患者は〈見られること〉の結果として、〈屈辱体験〉が生ずることにも向き合わなければならない。

 私はかつて、どのようにして〈自己愛組織〉が〈こころの退避〉を生み出すかを記述した(Steiner,1993)。患者はその中で〈見られること〉から逃れる、隠れることができるのである。

 本章で、私はこの〈退避〉がもはや有効でなくなったときに患者が直面する状況について論ずる。この状況では、患者が「準備ができていないのに、敵意に満ちた現実に直面するよう強いられてい」と感じることもあり、また「観察され、評価され。非難されている」と感じることもある。