うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アレクサンダー・テクニークと、【これらの問題は、抑うつポジションへの動きが進むためには耐えなくてはならないにもかかわらず、である。】

 

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 今日は早朝から、名古屋に出て、今帰宅しました。公私とも忙しくして(笑)、大丈夫でしょうか?まあ、少し先のことを考えて、少し前に出るべきだと思っているので、老体に鞭打って(笑)、動かせて頂いています。

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  午前中は、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けに行って来ましたが、本を貸して頂けたので、帰りの電車の中で読ませて頂きました。ランニングに焦点が当たっているだけで、いつも教えて頂いているのと、ほぼ同じ内容でした。

 今回は、この中のランジという姿勢(フェンシングで前に出る時の姿勢)のレッスンでしたが、中々上手く体が動きません。もうすぐ4年目に入ろうとしていますが、出来たかな?って思ったら、翌日には出来ていなかったり......。日々身体の具合が違うので致し方無いと言えばそれまでですが、その具合に上手く合わせる事が出来るようになった時が、マスターできた時でしょうか?まだまだ無理ですね........。

  アメリカでは、パーキンソン病の予後のサポートを始めておられるとのことでした!個人的には、大変な時には医療や整体などで対処して、予防や良くなってからの維持に、アレクサンダー・テクニークを利用していけば、良いのでは?と、偉そうに思いました。

 

 ひと月前に買ったオグデンの『こころのマトリックス』が、Amazonで15,000円くらいに跳ね上がっていました!びっくりですね!自分が購入した時は、8,000円でした.....。内容は本当に良かったですが.....。今日往きの電車の中で読み終え、復習に入っています。

 

 

 

 

 身体も心も痛い時には、即座にその苦痛を解消したいですが、中々即座には無理ですね。下記にあるように、心だけでなく、身体も抑うつポジションに入れる(空間に身体があることを許す?)ことが出来れば、苦痛が軽減されるのでしょうか?身体も無意識の裡に防衛しているのかもしれませんね。その防衛を感じ取れれば、痛みが軽減できそうですね。心身不二なら、尚更そうありたいものですね!

 

 

  ~〈きまりの悪さ、恥、屈辱〉の体験は強烈に不快であるため、患者が〈こころの退避所〉から外に出ようとするときに向き合わなければならない、最も緊急の課題となる。これらの感情は耐え難い性質を持つため、即座に苦痛を解消するよう求められる。このように即座に苦痛を解消することばかりを望むため、患者は例えば罪悪感のような、より深いこころの問題に向き合うことができなくなることがある。これらの問題は、抑うつポジションへの動きが進むためには耐えなくてはならないにもかかわらず、である。〈きまりの悪さ、恥、屈辱〉を分析患者が共通して体験するのは、観察に曝されることが、分析設定に固有の際立った特徴であるからである。もしこのことに気づき理解できるなら、分析家は患者がこの体験を避けるのではなく、耐えることができるよう支えられることもあろう。