うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

防火訓練と、『#採用やめよう』と、【この早期のバラバラな状態において、子どもは対象の部分と関係し、それに準じて子どもの感情や不安はスプリットされ、絶対的なものになるという。】

 

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 今日は、防火訓練があり、消防の方が2名来られ、うたたねにある通報装置などの取り扱いの説明等、して頂き水消火器で初期消火の練習をしました。皆さん慣れた物ですが、万が一の時にも、この調子が出るといいですね。まあ、火災は出したくて出る物でもないので、出火させないことが一番ですが!!!

 

  今朝、児童養護施設を出た方々の支援を行っているNPOさんと東京スター銀行さんとの協働が報道されていて、自分達にも協力できることはないか?と、幹部連中だけで自分が作成した企画書を見て頂きました。そちらのニュースは次回アップさせて頂きます。

 

 昨日は下記が、ネットのニュースの中にありました。こちらもコメントが秀逸でした。消費税がどうなるのか?揺れている?状態?ですが、トヨタの社長さんが言われていた、終身雇用は企業にインセンティブがないと難しい。企業は人なり考え方?でいくと、社員にインセンティブがないと終身雇用は難しいとも言えるのではないでしょうか?働き方改革とか言いますが、逆に本当に真剣に仕事に向き合っている方が浮かばれるので、それはそれで良い事なのではないでしょうか?どこかの大学の先生が言われていた、冷たい人間にならないように、成功したならその術を惜しまずに伝えて、また新しいことを考えて行くのが、真剣に向き合っておられる方々の使命でもあるように思っています。常にクリエイトして行かなければ、この世は生き抜けません。法的に出来ないのかも知れませんが、下請けいじめとか言うのなら、逆に違う会社を興して、親会社の株主になればいいのにとか、勝手にかって言っています(笑)。でも、そんな発想が無ければ、いつも利用されるだけの人生になってしまわないか?と、考え過ぎて神経症になってしまっています.......。自分が若い時代には、芸術家保険と言うのがありましたが、バブルが弾けると同時になくなった様です。景気に左右されないようなシステムができれば神経症なんかになりませんが(笑)。考えることは、実現出来なくても意味のある事だと思っています。大きくなりすぎると数字にばかり目が行ってしまうので、そこそこ才能がある方たちが集まって、彼らなりの社会保障と言うのが作れるのが理想なのかもしれませんが、それこそ、芸術家保険のような運命になってしまうのでしょうか?外貨建てというのも、信用に欠けますが、保険の分野では人気だとか?株のように上手く売り抜ける事だけ考えて上での利用なら(大概は上手くいきませんが....)良いのかも知れませんね。0金利なので資産運用が出来ませんね。

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 今読ませて頂いているオグデンは、下記の時期の設定について、ウィニコットに同意しています。ひよこを例に挙げて、生物学的なことも頭に入れてきちんとクラインの概念を見つめ直しています。結局は同じことが言いたかったのかも?となってしまうのかもしれませんが、考える事によって、ひとつの概念や理論の理解が深まるし、前進もできますので、本当に真剣に考えると言うことほど、素敵なことはないのではないでしょうか?フロイトもクラインも、臨床です。自分達は現場です。現場で起きていることを真剣に見つめて考える。それしかその方に一番合った(勿論幅広い知識は必要ですが)支援方法を考える方法はありませんし、魔法なんてありません。

 

 メラニー・クラインKlein,M.は、フロイトの理論を念頭において子どもとの臨床的な作業を始めたが、プレイルームでの観察から、これらの観察がフロイトの考え方と完全に符合するわけでないことにすぐに気づいた(クライン1932)。相違の主な点は、子どもが対象と関係する時期や自我形成の始まりの時期をどう位置づけるかというもので、これと関連してその早期防衛の性質に関しても相違があった。後に詳述するが、彼女の発見は転移の意味に関してだけでなく、転移する過程の性質に関するものでもあった。乳児は生まれてすぐから対象と感情的に関係しないどころではなく、初めはまったくバラバラな仕方ではあるが、強力に関係していることを発見した。こうして乳児は、母親もしくはその時点で関わっている母親の一部と関係をもつ。乳児がよい気分あるいは満足した気分であれば、母親はよい対象あるいは理想的な対象となり、怒りや欲求不満の気分であれば、危険で迫害するものとして母親を感じるであろう。この早期のバラバラな状態において、子どもは対象の部分と関係し、それに準じて子どもの感情や不安はスプリットされ、絶対的なものになるという。