うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日の散歩と、【フロイトFreud,S.は最初、転移を妨げとして見ていたが、患者の元の対象との関係が、そのすべての豊かさを伴って分析家という人間に転移される様子を観察して、分析過程に不可欠の道具として見るようになった。】

 


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 午前中は、安定しないお天気でしたが、午後からは晴れて、滝頭公園を散歩するだけで汗が流れました!午前中は、蔵王山展望台をグルグル歩きました。個人的には今日は20,453歩、消費カロリーは527Kcalでした。自転車のカロリーが自動車になっていたので(笑)、消費カロリーは、おそらく600Kcalくらいは言っていたと思われます。

 

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 牡丹の花が、きれいに開きました!花弁が柔らか過ぎるので、この花は生ける事はできませんので、外で愛でるしかないですね!

 

 

 

 ベティ・ジョセフ先生の本の勉強も終盤に差し掛かって来ました。物事はやはり基礎をしっかりと身に着けていないと、的を得た応用が出来ません。アートも音楽も福祉も当たり前のようにその理屈が付きまとってきます。アートはセンスを磨くこと、音楽はやはりきちんとした理論が分からないと、ワンパターンになりがちですね!福祉も臨床心理学の基礎があるかないかで、支援方法が分かります。著名なジョセフ先生でも、フロイトのスタンダード・エディションを読む事を薦めておられるとのこと。

 下記は、それを現わしています。

 

 転移・逆転移という関係性を冷静に見る事ができるのなら、もうそれはきちんとした支援方法に向かっているように思います。

 下記は、正しくそうですね!基底欠損水準にある方々の支援を考えるにあたり、取り敢えずは下記を考えれば、きちんとした支援に結びつくのではないのでは?と思ってしまいます。その時の内的対象は何だったのか?どういう状況だったのか?等々.......。

 

『転移されている事柄は、主として子どもの過去の外的対象ではなく内的対象であること』

 

 

 

第11章 転移:全体状況として

 ~フロイトFreud,S.は最初、転移を妨げとして見ていたが、患者の元の対象との関係が、そのすべての豊かさを伴って分析家という人間に転移される様子を観察して、分析過程に不可欠の道具として見るようになった。ストレイチー Strachey,J.(1934)は、投影と取り入れが個人の内的対象を色づけ、形つくる仕方についてのメラニー・クラインKlein,M.の発見を使って、転移されている事柄は、主として子どもの過去の外的対象ではなく内的対象であること、これらの対象が構成される方法を探求することで、分析過程がどのように変化を生み出すかを理解する手助けを得られることなどを明らかにした。