うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

バンドと、今日のお昼と、【成熟した対象関係を確立するためには分離することがきわめて重要であるが、これは視覚によって可能となる。】

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 開始間際の緊張感!

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 しかし、りえさんは余裕のよっちゃん

本番でも、素敵というより、凄い!パフォーマンスを見せてくれました!写真が無いのが残念ですが........。

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 色々ありましたが、弾いていて気持ち良い音の跳ね返りでした!

モニターがあれば最高ですが、予算の都合でマイクも4本.....。それでも皆さんなりに、頑張りました!

 

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 その後は、みなさんとご飯を食べに行きました!

 

 

 下記は、現場では、ついつい忘れられることですね。同一化などで接近で来たなら、今度は離れて行くことを考えて行かないといけません。そうしないと、下記にあるように、成熟した関係が出来ません。どういう風に分離していくのが、その方にとって最良の方法なのか?考えないといけませんし、同一視というのは、良くも悪くも対人関係には、欠くことができないので、そのあたりがどう作用しているのか?もきちんと考えの中に入れないといけないですね。

 『成熟した対象関係を確立するためには分離することがきわめて重要であるが、これは視覚によって可能となる。』

 

 

  ~視覚は、個人の成熟であれ、種の進化であれ、発達が進むにつれその役割が増大する。双方において、それまで味覚、嗅覚、触覚、平衡感覚が支配していた領域で
しだいに視覚が利用されるようになる。これらの近接感覚は系統発生的に古く、はじめはこの感覚を通じて原始的なこころのメカニズムが表現される。成熟した対象関係を確立するためには分離することがきわめて重要であるが、これは視覚によって可能となる。他方、原始的な感覚機能が働くのは、対象と身体的距離が近くなり、的確に見ることができなくなるときである。視覚は正確で詳細な情報を提供するが、比較的未文化な近接感覚も重要であり、とくに人生の基本的な要素、すなわち食事、排泄、病気、死、そして性などに不可欠である。発達後期になり、それまで近接感覚に頼っていた機能の一部を眼がになうようになる。とくに投影と取り入れは眼を媒体とするようになる。例えば視線が対象を貫くことができるようになると、対象に入り込み、対象と自分を同一視するのに利用されるようになる。