うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

あいちアールブリュットの表彰式と、【もしこうした患者の目論見がうまくいってしまうと、分析家は適切に分析を行うことに失敗してしまうので、それは患者の中に勝利の感覚を引き起こす。】

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 アトリエ・カーグで、絵を描かれている、こばちゃんがあいちアールブリュット展で優秀賞に選ばれ、先日、大村知事から表彰されました!お母さんが写真を送ってくれました!おめでとうございます!

 去年は、4名表彰されています。

 

 

 夜勤明け、今日は寝ました(笑)。起きてからメールチェックしたら、ジャパンデザインネットさんから届いていて、覗かせて頂いたら、素敵なプロジェクトの紹介がありました。自分達もフィレンツェで作品展をして、新たなジャポニズムをと思いましたが、仲間割れしてしまい、上手くいきませんでした。ヨーロッパの伝統工芸の方々は、時代に対応して、確固たるブランドになっています。自分達もそれを目指していましたが、中々上手くいきませんでしたので、若い方々がこのようなプロジェクトをされるのを、陰ながら応援したいです。

www.japandesign.ne.jp

 

 

 

 同じような記述が続いているかもしれませんが、自分にとっては重要な部分なので、許して下さい(笑)。

 双方とも、痛みや、理解できない時期をなんとかワークスルーできないと、何も生まれないと言う事ですね!痛みに耐える能力・努力が必要なのは言うまでもありませんね!

 

第3部 地固め
編者による紹介

 ~ジョセフは分析関係の中でサディズムマゾヒズムがどのように姿を現すかを詳しく述べている。患者は理解や助けを求めているように見えるかもしれないが、実際には患者の話しぶりは、分析家の中に不安や絶望を引き起こし、分析家の感情を刺激して厳しく批判的になるよう仕向けることを無意識のうちにねらっているのである。もしこうした患者の目論見がうまくいってしまうと、分析家は適切に分析を行うことに失敗してしまうので、それは患者の中に勝利の感覚を引き起こす。

 

 ~分析家が絶望に陥らせようといつプレッシャーにも耐えることができ、厳しくサディスティックな仕方で行動化させようとするプレッシャーにも耐えることができ、患者が理解されたと感じる時、そこから得られるより大きな統合には、心的痛みについての先の論文に中でジョセフが述べたタイプの鋭い痛みが伴うであろう。この痛みのせいで感情は、慣れ親しんだマゾヒズムティックな防衛を再び展開しようとするかもしれない。