うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アレクサンダー・テクニークと、【豊かな感情や重要な表象は、必ずしも、食物繊維を能えるとか眠りにつかせるといっても行為そのもの(つまり身体−状態を制御する他者による行為)によって作り上げられるのではなく、むしろ、その行為のなされ方によるのだということが明らかになってきています。】


 今日は、早朝から名古屋で、一回豊橋まで戻り、また帰宅して(笑)、豊橋に19時に向かいます。
名古屋では、アレクサンダー・テクニークも受けて来ました。
 会場には、いつも素敵な作品が飾られています。
アレクサンダー・テクニークを指導して頂いている先生とポリヴェガール理論の話題に偶然なり、ちょうど本を電車で読むために持っていたので、見て頂きました、知り合いの方で、読まれた方がいて興味を持っておられた様子でした。
 自分も、中耳筋の位置が、アレクサンダー・テクニークでいう、脊椎の上に頭がい骨が乗っている位置ではないか?と思っていた事や、偉そうにも(笑)、アレクサンダー・テクニークがヨーロッパのように保険適用に向けてやって行かれるなら、この辺りの方々の協力を仰いで協働して、しっかりとしたエビデンスを残すしかないのでは?と言ってしまい、恥じ入りました......。

 この本の様な理念が世界的に共有されることは、非常に難しい(全てに対して思いやりという言葉を使うのは、個人的には困難過ぎるので....)し、社会主義になる事とは別な事とは頭では理解できても、こちらも個人的には幻想や妄想のように思えてしまいます。
 ただ、社会交流ということの大事さは、この仕事をさせて頂いていて、本当に重要なことだと思われます。



 下記は、まだまだスターンの復習ですが、読む本、読む本、全てが本当に勉強にも参考にもなるので、今までの自分の勉強不足を猛省する毎日です.......。



 下記は、親の在り方もそうあるべきだと記述されていましたね! 何をしたかではなく、どうやったかが(あり方が)大事だと!
 『豊かな感情や重要な表象は、必ずしも、食物繊維を能えるとか眠りにつかせるといっても、行為そのもの(つまり身体−状態を制御する他者による行為)によって作り上げられるのではなく、むしろ、その行為のなされ方によるのだということが明らかになってきています。』

 下記も、現場で気をつけないといけない事だと思いました。人様からお金を頂くのなら、プロ意識を持ってやっていきたいです。そのためには、本当に勉強しないといけないとも思っています。
 『最後に、Sander(1964,1980,1983a,1983b)は、乳児の意識状態や葛藤は、究極的にはとりきめられた状態でありそれがどんな形で表れるかは、自己を制御する他者という媒介で決まると指摘し続けてきました。』



 〜近年、霊長類の好奇心ばかりでなくて栄養の行き届いた施設にあずけられたキブツの赤ちゃんなどの観察が相当なされています。この観察所見から、豊かな感情や重要な表象は、必ずしも、食物繊維を能えるとか眠りにつかせるといっても、行為そのもの(つまり身体−状態を制御する他者による行為)によって作り上げられるのではなく、むしろ、その行為のなされ方によるのだということが明らかになってきています。そしてそのなされ方は、前に述べた形での他者による自己−制御のなされ方として説明するのが一番ぴったりします。哺乳の体験には多種多様な自己−制御を作動させかつ、それらを結び合わせるという大きな利点があります。最後に、Sander(1964,1980,1983a,1983b)は、乳児の意識状態や葛藤は、究極的にはとりきめられた状態でありそれがどんな形で表れるかは、自己を制御する他者という媒介で決まると指摘し続けてきました。