うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アトリエ・クーカさんにと、【生理学的状態の計測と「刺激/反応モデル」の統合】






 今日は、年末年始にお休みが頂けなくなったので、少し早めのお休みを頂き、平塚美術館と、平塚のアトリエ・ココアさんに行かせて頂きました。
アトリエ・ココアさんは、急に行ったにもかかわらず、丁寧に案内してくださいました。
 皆さんの作品を、素敵な商品にされていて、欲しいと思うものが沢山ありました。
 写真も大丈夫と言うことで、失礼にならないように、写させて頂きました。
 写真は、ご本人の承諾も得て、アイコさんのスペースと作品です。アイコさんだけでなく、素敵な作家さんが沢山おられ、いろいろな話をして下さる方もいて、素敵な時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。
 一階のカフェで、美味しいアールグレイと、パンケーキを頂きました。
 写真は、戻り次第張り替えます。





 今日は、出先からのアップです。
 まだまだスターンの復習が残っていますが、ポリヴェーガル理論入門も、半分を過ぎました。今日もこちらからのアップです。

 個人的には、スキナーの刺激−反応のシステムは、障害程度が重い方ほど、有効だと思っていますので、下記は勇気と自信を与えてくれました。

 一番大事なのは、その方に一番合った支援法なので、いくら素晴らしい理論があっても、その方に合わなければ、意味をなさないから、自分たちが沢山学習して、その方に一番合った理論を探し出すか、それをその方に一番合った理論に構築しなおせるか、だと思われます。
 とりあえず、現場での直接支援と、沢山の学習するしかありません。魔法なんてありませんから。

 エピフォンのエレキで、スケール練習と、セブンス・コードと、マイナー・コードをおさらいして(笑)、ストレッチもしたので、明日も早いから、クールダウン始めます。










第1章 「安全である」と感じることの神経生物学
 生理学的状態の計測と「刺激/反応モデル」の統合
 私は、行動変容などの行動学的技法と認知科学においては、生理学的な視点が欠けている、あるいはまだ十分発展していないと考える。認知科学神経科学の統合は、認知科学のモデルを変えたわけではなかった。単に、中枢神経系の機能を従属変数の一つとして組み込んだに過ぎなかった。したがって脳機能の画像診断や、脳の電気生理学的反応を常時監視する研究が盛んに行われたが、パラダイムシフトは起こらなかった。これらの研究は、古典的な「刺激/反応モデル」に基づいており、生理学や神経生理学的な情報をそれに統合しようと試みているだけであった。
 行動分析国際学会(ABAI)に代表される応用行動科学の分野では、被験者の生理学的な状態は「刺激/反応モデル」の主要に決定要因として扱われていなかった。数年前、私はABAIでB・F・スキナー博士にちなんだ基調講演を行うという栄養に預かった。私は講演の表題は、「ポリヴェーガル理論のレンズを通した行動変容」であったのでそこでは、生理学的な状態を、行動を決定づける「刺激・S」と「反応・R」の関係に影響を与える仲介変数として計測する方法について語った。それこそ、私が長年探求してきた課題であった。ここでは、「刺激・S」と「反応・R」の仲介を行う「生体・O」が重要な役割を担っている点を盛り込んだ。すでに古典的とも云える「S−O−Rモーター」(例:Woodwors,1992)を再度話題にすることになった。
心拍変動に代表される自律神経の神経的制御を把握することにより、行動を変容させるためのパラダイムプロトコルを作る上で、「生体・O」を仲介変数として常時監視することができると解説した。さらには、生理学的状態は操作することが可能性であることから、より良い結果を導くために、条件や介入方法などを調整し、「生体・O」に影響を与えることがあるRSAを、仲介変数として用いることができると提言した。〜