うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

面白いお茶碗と、【本理論では、治療的モデルにおいても、人間と身体の体験を最善のものとするためには、身体の感覚を尊重することだけでなく、生理学的な状態を含む支援を行うことが大切であると考えている。】





写真は、元日にお薄を頂いたお茶碗です。
いつ買ったか?全く覚えていませんが、折り紙で作った様なお茶碗です。
 ちょっと点てにくいですが、お正月らしいので(笑)、使いました。
おまんじゅうは、ファミマで買った、消費税込(笑)81円くらい?のものです。質より量で(笑)選んできました!
 



 今日もファミマで本を読みましたが、ポリヴェーガル理論入門の復習です。
下記は、以前復習していたものですが、元から読み直している感じです。でも、この理論を学習する上で、一番大切なことが書かれています。




 下記は、現場での支援そのものですね!まずは顔相から見るのが基本だと思われます。
有髄の迷走神経、無髄の迷走神経、交感神経のどれが一番活性化しているかを見させて頂くのが、一番最初にしないといけない事だと思っています。

 『本理論では、治療的モデルにおいても、人間と身体の体験を最善のものとするためには、身体の感覚を尊重することだけでなく、生理学的な状態を含む支援を行うことが大切であると考えている。』



 昨日、早い神経、遅い神経に少しだけ触れましたが、また出て来ています。




ふたたび自律神経系について
 この二つの迷走神経回路は、脳幹の違ったところから発生しています。有髄の神経経路は、すばやく繊細な反応を起こします。脊椎動物の自律神経は、進化の上では最初に「不動状態」を起こす無髄の迷走神経ができました。サメや、エイなどの軟骨魚でさえ、無髄の迷走神経を持っています。 系統発生学的には、硬骨魚において交感神経ができ、内臓に影響を与え始めます。交感神経は無髄の迷走神経には拮抗する形で機能します。ほとんどの場合、交感神経経路が増えると、無髄の迷走神経経路は減っていき、無髄の迷走神経の内臓への影響も減少していきます。硬骨魚の自律神経系は、無髄の迷走神経と、交感神経という二つの拮抗する対で構成されています。交感神経は、硬骨魚が群れをなして泳いだり、すばやく進んだり、止まったりすることを可能にします。〜



結論
 〜交感神経が優位となり、戦闘態勢に入っているときは、防衛に焦点が当たっており、「安全である」という合図を出すことも受け取ることもしない。しかし、腹側迷走神経経路によって社会交流システムが発動しているときは、声や表情で、「安全である」という「合図」を出し、それにより、自分自身と他者の防衛反応を抑制する。互いに、社会交流システムを用いて関わり合うことによって、社会的な絆が強化される。本理論では、治療的モデルにおいても、人間と身体の体験を最善のものとするためには、身体の感覚を尊重することだけでなく、生理学的な状態を含む支援を行うことが大切であると考えている。