うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

なんだか、良い感じと、【まず挙げられるのは、独特な情動生活、生育歴、一貫性、そしてはっきりした意志をもつ、身体的単位として体験される身体的自己です。】


 今日の日中、おっちゃん組は、お弁当を買いに行ったり、蔵王山の展望台で散歩したり休憩したりでした。
写真は休憩時ですが、何か良い話でもされている様で、なんだか良い感じでした。色彩も素敵ですね!


 月・水・木・土は、お風呂に入りに来られる方もおられるので、冷えて来たら、身体が冷えないように、居室は勿論のこと、脱衣場・浴室も暖めています。直ぐに帰られる方は、時間を計算して、車も暖めています。
 職員は脱ぎ着しやすい服装になり、調整して頂いています。でないと、風邪をひいてしまいますね。



 今日の夕食は、お寿司!と昨夜、親分と皆さんで決めたようで、ヤマナカさんに16時に取りに生けるようにお願いして、受け取りに行ってきました。ショートの方々の方が喜んでおられました。
 自分は日勤だったので、非常に残念でした......。





 本は早めに出て、ファミマで(笑)読みました。自宅にいると、ついついギターを持ってしまうので、図書館は開いていない時間だし、喫茶店は高いし、マックでもいいのですが、現場の真横にあるので、便利に使わせて頂いています。



 何度も(笑)書いていますが、リトル先生の言う、まずは身体記憶!と言うのが、下記にも述べられている気がしました。
アートも音楽も福祉の現場も、毎日少しずつ積み上げてきたものが、何かの拍子に一気に成長を遂げたかのように現れる事があります。
 先日、楽譜を見て、難しいなって思っていた曲が、他の練習をしていたら、簡単に弾けるようになったり、と言うのも、量的に一足飛び的な成長したように感じてしまいます。
 利用者さん達が、そう感じられるような支援が必要だとも思いました。
以前読んだ、精神分析家が精神病院で、扱いに困っている患者さんを見かねて、医長に自分の精神分析をその方にやってもいいか?と確認して、安心安全感を与えることが出来て、その方の扱いが非常にやりやすくなったのに、そのやり方を認めてくれなかった。予後も良かったのに.....。と記述していたのを覚えていますが、誰だったかが思い浮かびません(笑)。思い出したら、引用させて頂きますね!










自己感の発達推移
 新しい行動や能力は、出現するにつれて再びオーガナイズされ、自己と他者のオーガナイゼーションを促す主観的見通しを形作っていきます。その結果生まれてくるのが、量的に一足飛び的な成長を遂げたおのおのの自己感です。ここではそれらの自己感について簡単に述べ、詳しいことは第2部の各章に譲ることにします。 まず挙げられるのは、独特な情動生活、生育歴、一貫性、そしてはっきりした意志をもつ、身体的単位として体験される身体的自己です。この自己は、一般に意識とは無関係に作用します。この自己感は、あまりにも日常的なものであるため、言葉で説明するのがかえって難しいくらいです。それは、体験的な自己感であり、私が中核自己感sense of core selfと呼ぶものです。この中核自己感は、いろいろな対人関係上の能力の作用に基づく見通しです。そしてこの見ていたが形作られる時には、主観的に体験される社会という世界が変わり、対人関係上の体験もある別の領域、つまり中核かかわり合いの領域で作用するようになります。この発達上の変換や創造は、生後2〜6ヵ月の間に起こります。その期間、乳児は、自分と母親は身体的に全く別々であり、別々の発動者で、異なった情緒体験をもち、別々の生育歴をもつと感じるようになります。