うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

朝からバレーと、【「乳幼児は何らかの生理的欠乏状態では(ホメオスターシスの回復を求めて)外界に向かっての生理的反応を起こす。】


朝から、拓ちゃんとまりちゃんが、風船バレー!
元気ですね!
 人は、ひまわりのように、明るいほうに向いてしまいますね!




 


 今日は夜勤明け、ファミマで本を読んでから帰宅し、眠くなかったので(笑)、書類を見たり、ギター(ほぼw)を弾いたりしていましたが、シフトの変更があり、夜少し現場の手伝いに入りました。今日もみなさん楽しそうに過ごされていましたので、掃除やごみすてをしてから戻りました。
 明日は早朝から、浜松に仕事で行きますので、早めに寝ます(笑)



 アップは、2冊目のスターン(個人的に)にはいりました。


 下記は、現場での支援も、こうでないと出来ないとき、また逆に離れていかないといけない時があり、そのけじめの大切さが分かればお互いに、良い影響を得ることができると思い、支援させて頂いています。

『幼児は何らかの生理的欠乏状態では(ホメオスターシスの回復を求めて)外界に向かっての生理的反応を起こす。この生理的反応(ヒトとしての内因的プログラムに基づく先天的な生理的反応なのだが)が繰り返されるとき、ヒトの母親はこの生理的反応を欠乏状態の信号として読み取る。そこで乳児に充足の状態が生じる。』

 そこから進んで、心的対象になれた時に、離れていければ良いのですが、そこは皆さん人間なので、情に傾いてしまいがちですが、それは自分の存在が欲しいだけのことだと思い正して、踏ん切りをつけれなければ、けじめをつけたことにはなりませんし、おそらくきちんとした支援にもなっていません。その方の近い将来、遠い将来を見据えて、踏ん張って行くしか方法はありません。魔法なんてありません。






乳児の対人世界(理論編)
D.N.スターン著
小此木啓吾丸田俊彦 監訳
神庭靖子・神庭重信 訳


監訳者まえがき
Freud,SからStern,D.へ
 〜 「幼児は何らかの生理的欠乏状態では(ホメオスターシスの回復を求めて)外界に向かっての生理的反応を起こす。この生理的反応(ヒトとしての内因的プログラムに基づく先天的な生理的反応なのだが)が繰り返されるとき、ヒトの母親はこの生理的反応を欠乏状態の信号として読み取る。そこで乳児に充足の状態が生じる。やがて、記憶痕跡の成立とともに乳児は欠乏状態のときに生ずる外界に向かっての生理的反応を、母親に対して発する欠乏の表出信号として伝達するようになる(おそらくこの過程と並行して、欠乏状態になると、内的には充足感の再生による幻覚的満足ないし充足を提供する対象像ーーFreud.S.はこれを愛情対象Geliebtes Objectと呼んだーーに記憶の再生による対象像の喚起という過程が成立する)。このようにして、欠乏の生理的反応は、二次的に対人的な機能を獲得する」。Freud,Sが、『神経心理学草稿』(1892)、「夢事象の心理学」(『夢判断』〈1900〉の第7章)で語った、この母親の読み取りと乳児の表出機能の獲得の相互作用と、内的な一次過程の成立に関する着想こそ、理論研究と治療関係論の両者を結ぶ上で、最も本質的なFreud,S.の遺産であると私は考えているが、現代の精神分析理論はいずれも、このFreud,S.の提示した母子関係モデルを、どんな臨床経験と母子観察を手がかりに、どこまで継承し、どこを改革するかを課題としている。〜