うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

マックと、かき氷と、一人で駅まで!と、【そして、不安がひどいものでない場合は、退行は有益で愉快で、夢や空想や創造を可能にするのです。】






ホームと、連泊中のショートさんと、皆さんのご希望で、お昼はマックに行きました。
11時過ぎに行きましたが、凄く混んでいて、場所取りが大変だなと思っていたら、直ぐに空いて、助かりました!



 午後からは、女子だけで伊良湖にかき氷を食べに行きましたが、こちらは本当に混んでいて、一階と二階に分かれました。
自分は、かおちゃんと二階に行きましたが、逆光でかおちゃんの顔が写りませんでした.......。
 二階は、恋路ヶ浜が見えて、ロケーションが良いですね!






 史君は駅で待つ、お母さんとの約束で、一人で駅まで行かれましたが、親分が危なくない場所まで、見守っていました。



 毎日、暑い、ここまで来ると、熱いですね!が、皆さん元気で過ごされています。





 本は、早めに出て、ファミマで読みました。が、まだリトル先生です。もうすぐ丸田先生に入ります。


 下記の様な状態の時に、例えば歯磨きを中々させて頂けない方に、さりげなく歯磨きをしてみると、案外できたりします。
使えるものは、是非使いたいものでね!
『分析治療以外でも、そうした退行は起こります。睡眠中や、余暇のときや、外的にも内的にもなんの要請もないときに。そして、不安がひどいものでない場合は、退行は有益で愉快で、夢や空想や創造を可能にするのです。』






第8章 退行の価値

  〜分析家の視点からの、依存状態への退行、の価値は、次のように、ごく簡潔に要約することができます。それは一つの手段である、精神病水準の不安が主体である心的領域、が開拓され、早期体験が明るみに出され、底流にあった妄想的な考え、が認識され解消されるための手段である。そうしたことは、分析心的と被分析者との、ポジティブな時期とネガティブな時期とを経る、転移/逆転移できるパートナーシップ、を介して行われる。むろん、実地では、とうてい、簡潔にはゆきませんが。



 〜ここで、明確にしておく必要があると思うのは、わたくしは、逆転移という用語を、厳密な意味で使うということです。「逆転移と、それに対する患者の反応」(Little 1950)という論文で、わたくしが定義した、つぎのような意味です。

 ……抑圧されている諸要素で、いまだ分析されぬものが、分析者自身の中で、患者に結びつけられてしまう。それはちょうど、患者が、両親や小児期の対象。関連する感情などを、分析者に「転移」するときと同じである。つまり、そうなった分析者は、(一過性にそしていろんな形で)自分の両親に対するとおなじように、患者に対してしてしまう。その時の感情は、幼児的で主観的で、そして非合理で、どこか心地よく、どこか苦痛なものである。[p.34〜35,World 1960cも参照] 





 ただし、抑圧されている要素だけではなく、もっと多くの、分析されぬままのもの、がありましょう。いままで、前意識にすら一度ものぼったことのない要素、その分析者自身の体験群のきわめて早期の水準に属し、彼の逆転移の一部――これは、直観の一部でもあり、それゆえ、精神病の治療では、最も重要なものである――を構成する要素があるはずです。 分析治療の場にいる患者は、皆、意識のコントロールが緩むと直ちに、その患者の当面の不安水準、への退行が起こります。分析治療以外でも、そうした退行は起こります。睡眠中や、余暇のときや、外的にも内的にもなんの要請もないときに。そして、不安がひどいものでない場合は、退行は有益で愉快で、夢や空想や創造を可能にするのです。