うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

ねこさんと、【これらは子ども時代のもっとも深刻な外傷で、個々の親も文明一般もこれについて十分な備えを用意できていません。】


 今日は、中抜け勤務で、早番と遅番をさせて頂きました。
早番や遅番に入ると、職員の実力がよくわかります。
 自分的には、遅かったり、うまく仕事が出来なかったりする職員さんには、特段何も感じないのですが、遅くてしかもきちんと出来ていないのに、大変だったとか、私は全然寝ていない(記録もろくに書いていないのにw)とか、言い訳ばかりで、遅番・早番の職員にやってもらって当たり前のような顔をされると(笑)こちらも人間なのでキレそうになります(笑)。しかも、自分は仕事ができているなんて言葉を聞くと........。(笑)
 誰でも一人では何もできませんし、色んな方がいて、バランスの問題だけなのに、自分一人が大変だとか....笑うしかないですね!
引継ぎをあまり見ない職員同士が、言い合いをしていましたが、周りのきちんと仕事をしてくれている職員達からみれば、目くそ鼻くその何とかですね。そんなに自分の存在が欲しければ、是非とも独立されて、ご自分の名前でやってみたらどうでしょうか?といつも人間が出来ていない自分は(笑)そう思ってしまいます。
 職員の方が、防衛機制が働いているのでは?(笑)と思う事もしばしばですし、利用者さん達の方が、そんな職員を先に見限っているのには、驚きます。利用者さんが職員を選ぶ施設もありましたね!まあ、この人材不足の中、それも難しくなっているのでしょうが、やりがいがある仕事と思いますので、きちんと取り組んでほしいと思います。
 どんな仕事でも、奥深く入って行けるし、入って行く努力をするのは、自分自身の気の持ちようですね!
一つの事がきちんとできる方は、何に対してもきちんとできる方だと自分の経験上そう思います。

 そんなことを思っていたら、ミスをしてしまい、皆さんにご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
前置きが非常に長くなってしまいました........。

 早番から一度帰宅したら、暑さのせいか?ねこさんが一番涼しい場所にいました。
中に入ると、そこだけ風が流れていました。


 本も読めば読む程、分からなくなったり、分かったつもりでいたものが、実は全く理解できていなかったり......。本当に死ぬまで勉強ですね! 



 不安という症状は、母親の胎内から外界への移行に必然的に伴う特殊な生理学的変化と関係があると、フロイトは教えてくれました。彼の初期の生徒の一人が、最近このような見解を一つの理論の出発点にしましたが、そこで彼は精神分析的見解から逸脱して、あらゆる神経症、精神病をこの最初の大きな外傷で説明しようと試み、「出生外傷」と名づけました。私自身この問いをきわめて念密に検討してみましたが、長く観察するほど、個体は生命に必然的に伴う変化や発達にではなく、まさに出生に備えていることが明らかになりました。生理学的備えと親の本能がこの移行を可能な限り穏やかにします。もし肺や心臓が前もって十分に形成されていなければ移行は実際に外傷になるでしょうが、通常出生は生涯にわたって模範となる一種の勝利です。詳しく考えてみましょう。肺があってその瞬間に機能し始めるために窒息の脅威はすぐに終わり、臍の緒による循環が終わります。今まで活動していなかった左心室が力強く任務を受け継ぎます。これらの生理学的援助と並んで、新生児の状態をできるだけ心地よいものにするよう本能に親に指示します。子どもは暖かいベッドに寝かされ、邪魔になる視覚的、聴覚的刺激からできるだけ離して保護されます。これらのことが、まるで何もなかったかのように、子どもに起こったことを忘れさせてくれます。これほどすみやかに周到に取り除かれた衝撃を「外傷」とみなしてよいのか疑問です。他の本当の外傷の後作用は容易に取り除くことができず、生物学的性格のものというよりは、子どもが周りの人間社会へ入ることに関係します。この過程に両親の本能はずっとわずかしか働かないようです。離乳の外傷、清潔の外傷、「悪い習慣」を抹消する外傷、そして最後に一番重要な子どもから大人の生活への移行という外傷にこれから触れていきます。これらは子ども時代のもっとも深刻な外傷で、個々の親も文明一般もこれについて十分な備えを用意できていません。