うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アトリエ・カーグとバンドクラブと、【「客観性」に達するためには、放たれた欲動が抑制されること、つまり再び互いに混ぜ合わされ、達成された認識の後に新たな欲動の混乱が起こることが必要である。】


 今日は、アトリエ・カーグと、バンドの日でした!
画題は、アンティーチョークと、パイナップルの小さいものなど(笑)名前が分かりません。
 荷物や機材を運びこんだら、親分が急に活けろと(笑)、もう時間がないので、シーレのヒマワリが頭の中に出て来たので、そのイメージで活けてみました。

 それを3名の方が描いてくれました。
一番早く完成した、おかもっちゃんの作品です。ご自身が選ばれた、黒い画用紙に描かれていましたが、雰囲気が大人な感じがして、凄く素敵ですね!


 ゆうこちゃんは、細部まで描きこんでいたので、完成しませんでしたが、こちらも素敵な作品です。
来月、続きを描かれるそうです。

 きんちゃんは、色彩が豊かでした。

 はるくんは久しぶりに集中していました。来週日中の施設の旅行があるので、観光バスを描かれていました。


 初めての参加の方が、今回はおられました。お母さんとの合作ですが、センスが良いですね!
お母さんは、ピアニストなので、アート的な感覚は十分に備えられておられる感じがしました。




 バンドクラブは、今回は、リズムが最初から合っていましたが、ミキサーの電圧が急に下がることが2回もあって、皆様にご迷惑をおかけしました。

 リズム隊では、りえちゃんが一番元気で、座っているのがもったいない感じでした。
立って踊るようにリズムを取った方が絶対にいいのにと、思いましたので、支援者にそうするようにして頂きます。
 本当にリズム感が良いですね!

 すたぁとさんの、夏祭りに参加させて頂くので、その練習をしましたが、学園天国はまだ無理そうですね。なにをやりましょうか?

 たくちゃんは、カーグから、寝る前までギターを弾き続けていました!段々様になってくるのが、なんとも不思議です。歌詞は、お風呂入った!が沢山出て来ますが(笑)生活を歌うというのもいいかもです!


 本は、早く車を置きに行き、時間までマックで読みましたが、送迎車が体調を崩し、慌てて現場に行ったので、たいして読めませんでしたが、10分でも、毎日続けていれば、年間を通してみたら、大したもんです(笑)



 しかし私たちは、このアンビバレンスによってたしかに物の存在の認識に到達するが、私たちが客観的観察と呼ぶものには到達しないことに気づく。逆に、同じ物が、ときには情熱的憎しみの対象に、ときには同じように情熱的な愛できる対象になるのである。「客観性」に達するためには、放たれた欲動が抑制されること、つまり再び互いに混ぜ合わされ、達成された認識の後に新たな欲動の混乱が起こることが必要である。これは、外的なものと「思考現実」との一致が達成されるまで活動しない抑制と延期を保証する心的過程でもあろう。したがって客観的判断と対処の能力は、ごく決まり文句のようにも聞こえるであろうが、本質的に、憎しみの傾向と愛の傾向をたがいに中和する能力である。要するに私考えはこうである。あらゆる妥協形成における、あらゆる客観的観察に達する引力と斥力の相互結合を心的エネルギー的過程と想定してよい。そして、「怒りも贔屓ももたらしてなく」という言い回しを別のもので置き換えねばならない。つまり、物の客観的観察のためには、「怒り」と「贔屓」の同じ量の許容が必要である。 明らかに客観性に至る能力にも発達段階があること現実感覚が発達に関する試論の中で、私は、自らに万能の段階的放棄と、別の大きな力(乳母、両親、神)へのその転移を記述し、それを魔術的身振りと言葉のタスクによる万能期と名付けた。そうして、つらい体験から得る最終の洞察として感じる万能の最終的放棄を想定した。いわゆる、世界認識の科学的段階である。精神分析の造語によって、私は、自我だけが存在し経験世界の全体がそこに含みこまれるもっとも根源的な段階を取り入れ期と呼び、外的力に万能があるとみなす第二段階を投影期と呼んだ。両心的機制が同程度にあるいは相補的に用いられる段階を最後の発達段階と理解できた。この順序は、フロイトの「トーテムとタブー」においてなされた。それぞれ魔術的、宗教的身振り科学的な段階という人間性発達の壮大な描写にほぼ対応した。しかしずっとのちに、今日的な科学の生産法に批判的な光を当てる試みを行ったとき、私は、科学が真に客観的であろうとすれば、純粋に心理学的な研究と、純粋に自然科学的な研究を相互に行い、内的経験も外的経験も相互に対比することで裏付けねばならないと仮定せねばならなかった。これが投影と取り入れの間の振動に対応する。