うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アトリエ・カーグとバンドクラブと、【一方、精神分裂病者はさらに進んで、外界現実の存在に関心事持たず、とても原初的で幼児的な段階、すなわちで心的現実と外界現実は区別がほとんど存在せず、ほとんど影響を及ぼさない段階に退行し、彼が欲することを妄想的に信じ語っているように私は見える。】



 今日は、日が近かったですが、アトリエ・カーグとバンドクラブの日でした。本当は第二日曜日なのですが、会場の都合などで取れない月は、ショートさんの絡みもあり、第4日曜日になってしまいます。
 今回はハロウィンがテーマのはずが、キノコになっていたりで、中途半端な感じがしたのは、自分だけでしょうか?
そんな中でも皆さんは、普段通り自由に描かれていました!
 直樹君は来月、続きを描かれるようです。


 ゆうこちゃんは、何も見ずにイメージだけで描かれていました。


 おかもっちゃんは、やはり貫禄がありますね!
気持ちよさそうに、クレヨンが塗られていきます。


 はるくんも頑張って描き切りました!

 こばちゃんは、優しい雰囲気! 上手すぎますね!


 まつおさんも、欽ちゃんも普段通りで

 まさくんもめちゃくちゃ普段通りでした!





 バンドの練習前、タンバリン組が、非常に楽しそうでした!


 来月は、2か所でライブがあるので、その練習をしましたが、何年もやっている曲は全然問題なく出来ていますので、大丈夫でした。
一か所は、きちんとした会場とは知らず、リハなんかいらないと言いましたが、文化会館の大ホールだと聞き(笑)慌てて前言を訂正しました(笑)
 リハさせて下さい!
 
 カーグもバンドも、続けているからこその雰囲気があります。それを大事にして、皆さんとともに成長していけたらと、改めて思いました!





 本は昨日読んでいた箇所です。
今日は、早朝に送迎だけの仕事が入っていたので、車を駐車場に置いて、直ぐに渥美に向かいました。
 それでも、何とか本は少しだけ読む事が出来ました。
ギターは、バンドクラブの休憩時に、静かに練習しています(笑)




6.シゾイド状態から精神分裂病への変化
 発達におけるこれらの段階は、前-言語期に属する。フロイトはここで私たちに、3段階で展開を理解する必要があると教えている。最初は蒼古的前言語段階で、次が、蒼古的言語段階であるが、この区別は系統発生を繰り返す個体発生の例として考えられる。次が、6〜7歳もしくは8歳以降の、外界現実が優勢となる段階である。私は、非言語的シェーマの言語性思考に構造を付与し、次いで言語性思考が先在する非言語シェーマに影響を及ぼす、といった見方をしていない。この相恵的関係から、シゾイド精神分裂病になるときに見られる言語性思考の障害について理解が進められる。このシゾイド状態から精神分裂病状態への変化が生じるときに何が起こるのかを明らかにするという仕事はたやすいものではない。シゾイド患者の言語や構造への私の理解が深まるほどはこの区別を見いだすのが困難なことがわかった。
 古典的精神医学の見地からは、これは非常にシンプルである。すなわち、妄想や幻覚があるかどうか。もしあれば精神分裂病であり、なければそうではない。しかし実際では、縦断的にばかりではなく精神分析家が行うような深い治療を同時に行うならば。状況はまったく異なったものとなる。シゾイド患者での素材という華々しい精神分裂病患者の妄想観念とを比較すれば、私たちはこのことが了解できる。


ゾイド患者の中には、彼らの投影にぴったりの対象を選択する技術という点で、過去の名人と言える人たちがいる。すなわち、そうした対象は彼らの投影物と非常に似た特徴を有するため、その対象と投影された空想との区別が非常につけにくくなるのである。 
 一方、精神分裂病者はさらに進んで、外界現実の存在に関心事持たず、とても原初的で幼児的な段階、すなわちで心的現実と外界現実は区別がほとんど存在せず、ほとんど影響を及ぼさない段階に退行し、彼が欲することを妄想的に信じ語っているように私は見える。そこにはひとつの現実、すなわち内的空想世界の現実しかない。シゾイド的世界においては、私が記述したような病的過程のタイプでの異常性のさまざまな段階を私たちは認める。