うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

まずは一服と、【人間がしんどくなったときには、身体側から立て直していく方法と心側から立て直していく方法とがあって、〜】


 今日は、休みを頂いていましたが、SOSが入り、慌ててそのお宅に駆け付けました。
介護も障がいも認定を受けておられないので、明日、うたたね看護師が身内の方と包括支援センターに走ります。
 地域性か?在宅で限界まで見られる方が多いですね.....。もう少し早く介入させて頂けば良かったと後悔していますが、良い機会になったかも知れません.....。
看護師さんも夜勤明けなのに、病院(お母さんが入院されているので)に、来てくれていて、本当に頭が下がる思いでした。
 親御さんたちも、高齢化が進み、いつ、どこで、なにがあるか分からないので、心配そうなご家庭には、時々安否確認をさせて頂いています。
一仕事終えたので、ちょっと一服させて頂きます(笑)まずは、仕事場の神様に供えてからですね(笑)



 寝る前にちょっと笑ってから(笑)
深みに入りそうなので(笑)PCから離れます(笑)




 本は、夕食時に読みましたが、アップは昨日読んだ箇所です。
本当に心と身体は一体だと自分も思っています。リトル先生の、まずは身体記憶という言葉は、頭をかち割られた感じがしました。
 下記の答えは出るのでしょうか?出るのなら、本当に楽しみですね!
もう本の購入は止めて、読んだ本をもう一度読み返したいなと思っていましたが、この本にも、バンバン本や人の名前が出て来るので、図書館になければ、購入してしまいそうです(笑)





白柳 それで、話を戻すと――、ええと……結局、中国医学を勉強して、一冊目の本を書いてあるそのあとくらいから、だんだん、これはケガの痕で変形していると思っていたけれど、変形しているのではなくてカサブタなのだな、ということがわかってきます。


神田橋 そうですねぇ。


白柳 それで身体の内部にできたカサブタが、癒着という形で身体を変形させてしまうものであるとするなら、癒着をほどいていくことが、身体をもとの状態に近づけていくことになるのだな、と、そこまで納得します。そしてこの時点で私は、自分の技術は完成したと感じます。技術の、理屈に部分です。技法はまだもっと洗練されていくでけれど。実際、このときはまだ竹串は使っていませんし。でもってとりあえず理論は完成したなと思ったんです。 で、その後に興味が湧いてきたのは、お客さんの施術をしているときに近づけて何人かの方から、「いま古傷の場所を施術された瞬間に、そのケガをしたときの痛みがよみがえってきました]と言われるようになったのです。たとえば「鉄柱が当たったとき、恐怖と痛みが、シュッとよぎりました。でもシュッとよこぎってなくなりました」と、そんなようなことを言われるようになって――。


神田橋 そういえば、とかね、そういえばそんなことあったな、とかね。

白柳 そうそう!で、それを聞いて、人間の記憶というのはちょっと身体に宿る部分があるのじゃないか、と思いはじめます。そして身体に宿る部分があるとするなら、そしてまただんだんPTSDとかが、身体の記憶と引っかかって起こる部分があるとするなら、精神的な治療だけでなくて、身体を立て直していくことで、要は身体の記憶を解放していくことで変わる部分があるのじゃないか、――果たしてあるのだろうか、と考えはじめます。


神田橋 うん。うん。――ちょっと脱線するけど、ボクはいまフラッシュバッ脳を直接癒す方法を開発中なの。

白柳 ああ、「頭を抱える」気功ですね。私のほうは、いま恐怖とか緊張の感覚をおなかの施術で改善できないかと模索中です。――それでそのころからPTSDの本をいろいろ読み出します。ヴァン・デア・コルクさん――PTSDのじゃ大家らしいんですけど、その方の本を読んだりしていると、PTSDとか戦争神経症、鉄道神経症などの話をごく早期にしていたのはジャネだ、という記述が出てきます。それで、そこから私はジャネを読みはじめます。〜
 〜子どもがゼロ歳のころからずうっと経験し蓄積してきた、「脳みそが身体をコントロールする」というはたらきが、途中で身体にケガをすると、ちぐはぐになるんじゃないだろうか。いままで組み上げられてきた脳みそのプログラムと、ケガをした後の筋骨格系・運動器系のプログラムとでは、調子が合わなくて、本人にとってはいままでより身体の使い勝手が悪くなる、ということもあるんじゃないだろうか。 PTSDのことを勉強しはじめたときにはジャネにたどり着きました。ジャネという人は、私の理解では、人間がしんどくなったときには、身体側から立て直していく方法と心側から立て直していく方法とがあって、自分は心側からしか立て直さないけれど、あくまで人間というのは身体をもったものだよ、と、そして個性というのは身体に宿るものだ、と、そういうような考え方をずっともっていた人です。 初めてジャネの本を読んだ時には、私が思っていたことを真逆から考えている人に、やっと出会えたと思いました。いままではそういう考え方をしている人に出会わなかったので、このへんの考えはどう整理したらいいんだろうとひとりで思っていまして。それでジャネに出会えて感激したんです。〜