寒い!と、【結果的に、外傷を受けることで何かしら身体は変形を起こして、その何かしら起こした変形が、身体全体の、本来のバランスを損なってしまうから、本来のバランスのもとでの血流、その人なりの血流がさらに阻害される。】
少し、福祉的な介入が必要なご家庭にお邪魔させて頂き、洗濯物を干しに、外に出たら、庭にあった石臼に入っていた水が凍っていました.....。
寒いはずですね......。朝から看護師さんとバタバタ動いていたので、身体はほど良く暖まっていたので、視覚的に寒さを頂きました。
まだまだ、寒い日が続きますので、みなさん、ご自愛下さる様、お願い致します。
本は、お昼にマックに入った時に、食べながら読みました(笑)
1分でも時間があれば、本を開いています(笑)
下記は、去年読ませて頂いた、神田橋先生の本を思い出しましたが(笑)本のタイトルが出て来ません(笑)
この本も、本当に勉強になります。
どこの世界にも、本当に真剣に向き合って仕事をしている人間はいます。が、口だけの奴がのさばってしまう(笑)世の中でもありますね.....。
〜白柳 そんなわけで、太極拳をすることで、身体は思いどおりに動かないことがわかってまた、お客さんを見ていて、どうも当人が思っているしんどい部分と、こちらの考える身体の具合の悪い部分というのは一致しないことがわかって。それで私は、「結局のところ、身体が不調になるというのはどういうことなんだろう?」という基本の部分にもう一度――、自分のなかの根本的だった疑問に戻ってしまいます。そこであらためて「自然治癒力ってなんだろう?」と考えると言ってキャノンの『からだの知恵』という本があるんです。むかしの、いい意味での古い生理学の本なんですけど、ホメオスタシスとかを言いはじめた本です。血圧が一時的な上がってもある範囲内に戻そうとする働きがあるとか、血糖値なんかもそうですけど、行き過ぎても行き過ぎないところまで戻す、下がりすぎても下がりすぎないところまで戻す、そして働きそのものがホメオスタシスであり自然治癒力である、と書かれているのを読みまして、「でも、じぁあそれって結局、生きているということそのままじゃないか」と思ったんです。
神田橋 うぅん。だよなあ。
白柳 生きているというはたらきそのものを、わざわざ「自然治癒力」という呼び名にしているのであれば、自然治癒力が低下しているから肩こりだとか、自然治癒力に低下するから冷え性だとかいうのは、言い換えると、「生命力が落ちていますよ」という話でしかない。そして生命力が下がっているから身体が不調になるというのは、これまた、そのままの話だから、それを改善するためにどうしよう、と考えるなら、その問いは、「何が生命力を下げたのか」という話にしかならない、と行きつきます。 それで、この「何が生命力が下げたの?」という問いを考えるために、自然治癒力を低下させる原因といわれるものをいろいろ見ていくと、冷えだったり血行不良だったりという話で。でも冷えというのは、自然治癒力の低下の結果でもあるわけです。体温が下がっても、上げるはたらきがないから、下がりっきりになっている。この場合、冷えたことで自然治癒力がさらに低下することはあっても、それ以前にすでに自然治癒力は低下している。低下しているからこそ冷えたのだから、と。そんな風に考えていくと「ものすごく強力な外力」以外は、身体の自然治癒力というか生命力を下げることはできないだろうと思いました。 「ある一定の範囲内に保つと」ができなくなるシチュエーションが起こらないことには、自然治癒力は下がらない。それを前提に考えると、自然治癒力を下げるのは、強力な外力しかない、とたどり着いて、そしてその「強力な外力」というのと、「お客さん古傷ばっかり施術している」というのと、そのへんのことも全部、なんとなく自分のなかで重なってきて。結果的に、外傷を受けることで何かしら身体は変形を起こして、その何かしら起こした変形が、身体全体の、本来のバランスを損なってしまうから、本来のバランスのもとでの血流、その人なりの血流がさらに阻害される。そうして、自然治癒力という生命力は低下するのだな、と。そういうふうにしか、もう結論が出ませんでした。
神田橋 そうね。つまり、その強力な、というのをもう少し丁寧に言い換えると、「改変不可能な」だよな⁉️
白柳 ――そうですね。改変というか回復というか、ですね‼️
神田橋 な。改変可能であれば自然治癒力が改変するんだよな。
白柳 そうなんです!
神田橋 改変不可能な、何か。それは、大きくなくてもいいんだよな。小さくても、押しても引いても動かないようなものであれば、それはもう強力なんだな。自然治癒力の――、改変ということを主たる使命としている自然治癒力にとっては、改変ができないということが著しく強力なんだよな。それをみんな、覚えてほしいなあ。――それでまだ、いまのところはさ、まだカイロの世界に近いところにいるでしょ。
白柳 そうですねえ、まだそうですね。……でもこの時点でとりあえず、むかしの古傷が問題たま。むかしの古傷に焦点を据えればいいのだということが自分のなかでは腑に落ちましたから、AKを紹介してくれた同級生に会いに行って、「わかったわ、結局、大事なのはケガなんだよね」という話をしかけます。でも、相手かきょとんとしているのを見て、それで私は、(あれ?違ったかな?どうやら私の考えていることはないもう結論AKのだな流れから外れてしまったのかもしれないな)と思って、それで一冊目の本を書こうと思います。
神田橋 うん。――だけど脈や、経絡みたいなものが出てきていないよ。それらが入ってきての何かが整っていくんでしょ。〜