うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

松本城とわさび田と、【摂取と投影】


昨夜は、やはり電波状態が悪く、メールが送れませんでした。
夕食後、キャンドル・サービス(キャンプファイアーは戸外でしていましたが、虫に刺されたり、どこかに行ってしまわれる方がいて危険とのことで、屋内ですることになったそうです)の後、みなさん沢山踊られて、非常に楽しそうでした!


 入浴介助を旅行会社の添乗員さんがやって頂けるとのことでしたが、重度の方々の支援は無理だったので、余計なお世話?おせっかい?だったかも知れませんが(笑)おっちゃん出動しました(笑)夕食時に、添乗員さんが丁寧にお礼を言いにきてくれましたが、自分的には日常なのでと、お話させて頂きました。
 重度の方々の支援は、それなりの専門性がなければできないと思われます。




 早朝にラジオ体操がありましたが、皆さんこちらも楽しそうに体を動かされていました!


 朝食後、チーズケーキ工房(3つの団体で芋の子をあらうようでした......)に行き、松本城まで行きました。
松本城は、天守閣の(国宝でした....)一番上まで上り、良い景色を眺めさせて頂けましたが、階段の勾配が半端ではなく、股関節が痛くなりました.....。




 最後は、非常に広い、わさび田?に行きましたが、暑くて暑くて、まめに水分補給をしたり、日陰に入らないと、熱中症になりそうなくらいでした....。
本当に暑かったですね!冷たい湧水が出ている所なので、涼しいかな?と期待したのが間違いでした.....。厚い時には、どこに行っても暑いんですね!

 皆様のおかげで、素敵な時間を過ごさせて頂き、感謝しています。


 今朝は4時に起きてしまい、二度寝できそうになかったので、旅館の涼しい場所を探して、2時間くらい本を読ませて頂きました。
クラインの理論・概念を非常に分かり易く解説してくれているので、少しずつアップさせて頂こうと思っています。本当に勉強になりました。



摂取と投影
 Melanie Kleinは、摂取と投影の過程は人生のまさに最初から機能しているという見解をもち続けました(Spillius 1988b:ⅩⅠⅤ)。Paula Heimannが指摘したように、「生体は、異質だけれども役にたつものを摂取し、自分自身のものであるけれども有害なものを放出することを通して、その生命は維持されます。取り入れと放出はいかなる生物にとっても最も基本的過程なのです」(Heimann 1952)。Kleinが心もその法則の例外ではないこと、また従来の精神分析は接種を通して超自我が作り上げられると考えてきたが自我もそうであると指摘するに至った点で、Kleinに同意しています。Kleinは、最初から、赤ん坊は体験から学ぶことや、体験を吸収することができ、しかしまた、放出する活動によって体験から自分自身を守る何らかの能力を持っていると示唆していました。そのモデルとメタファーは消化システムのそれでしたが、しかしそれは、還元的なモデルではありませんでしたし、Kleinは、赤ん坊は乳房から愛と理解を得るのであって、ただ単にミルクと感覚的満足を得るのではないかと主張しました。取り入れられ、排泄されたと記述された体験の多くは、心的かつ情動的なものとみなされていました。〜