うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

うたたね茶会と、【自閉状態の中へと漂流していくことは、発達の障害にはなるが、母親との授乳関係の持つ強烈な情動性が衰えてしまうと、分解された自己はますます長く無思考状態に漂っていきやすくなるだろう。】


 今日は静かな日中でしたので、うたたねでお薄を点てました。
写真を撮るのを忘れました(笑)。職員さんが先日お抹茶を持って来てくれたのを思い出し、池ノ原も月曜日は休みなので点ててみました。
 自分は、一日事務仕事で入っていたので、現場に入ったのはその時と、夕方の入浴介助だけで、沢山事務仕事をやってきました。大分進んだのでちょっと一息できます(笑)
 帰宅してからは、思いっきりロックを弾きました。

 今日も早く出て、マックで配給のコーヒーチケットでコーヒーを飲みながら、少しだけ本を読ませて頂きました。
 下記は短いですが、非常に参考になります。


発生論的考察
 一言に言えば、母親の乳房は、共感的な魅力に富んだ対象として、注意を集める(もしくは強制的に接収する、とさえ言えるかもしれない)ことで、分解された自己を寄せ集める磁石かバネのように機能しているようであると言えよう。このような自己の突然の集合によって自閉的「発作」は終結し、ずっと一時停止されていた子どもの転移性の活動が再開されるようになる。自閉状態の中へと漂流していくことは、発達の障害にはなるが、母親との授乳関係の持つ強烈な情動性が衰えてしまうと(それはおそらく、母親の側が抑うつや他の障害によって、赤ん坊に向けられる注意や温かさや声かけや官能性などが干上がってしまうことで起こるだろう)、分解された自己はますます長く無思考状態に漂っていきやすくなるだろう。発達の停滞の程度は、どれほどの覚醒時の生活時間が中核的自閉状態にあるか、そしておそらくはどれほどの睡眠時間が中核的自閉状態にあるかとほとんど算術的関係を持つかもしれないと考えることができる。このことは治療的、予防的に何を意味するかは明らかである。こうした量的な要因のほかに、このように自閉状態をつくり出すさまざまな要因が一緒に作用するのではなく、生育歴や対象関係の中でもっとばらばらに作用している場合に、発達にどのような影響をオヨボスかという問題がある。この領域については、私たちはそのおおくをピフイー(シャリー・ホクスター)とバリー(ドレーン・ウェッデル)の治療から学んだ。