今日の日中と、【これによって「共通感覚」(ビオン)の対象を、多様な単一感覚事象にしてしまい、生物と無生物の区別もつかなくなる。その結果、自分自身が、中核的自閉状態がおいて、器質的脳欠陥と等価な、ある種の無思考状態に陥ってしまうのである。】
今日の日中は、すろーじゃむに行ったり、カラオケに行ったりしたようで、写メが送られてきました!この一枚だけでしたが...。
本当に楽しそうですね!
現場には来ないで、自宅で給与計算をしてろ!と親分からの指示が(笑)早目に出て、うたたね横のファミマでコーヒーを飲みながら本を呼んでいたらでんわがかかって来ました。(笑)
給与計算は、出勤簿から時間を集計して、合計を出してから、給与集計表に来た時点で、保険料など算出して、給与振込み用の表を作成して、給与明細を作るので、一応二重にはチェックしているのですが、時々間違えてしまい...。皆さんにご迷惑をおかけしてしまうことがあり、本当に申し訳なく思っています。
色んな事務仕事は、優秀な職員さんたちがやってくれるようになり、ミスが激減していますが、給与計算だけは皆さん敬遠されます。
他人の懐を覗いてしまうようで嫌なのでしょうね......。自分も好きな仕事ではありませんが、大事な仕事なのでいたし方ありませんね。
夕方、総会の議事録の署名を頂に、豊橋まで行きました。そのときの空です。
アップは、先日読んでいた個所です。
タスティンやアルバレズを読んでいたら、先天的な自閉症だけでなく、後天的な自閉症も(自閉状態?)もあるのだと初めて知りましたが、理論や概念を読ませていただくと、支援に役立ちそうなことが沢山出ているので、勉強になります。
早期幼児自閉症における緘黙症
自閉症は、人生の最初の年に母親のように世話をしてくれる人が抑うつ状態に直面した時に高い知能や優しい気質、高い情緒的感受性を持つ子どもに襲いかかる発達遅滞の一つのタイプであると私たちは考えた。 母親からの接触がひどく欠如していることで、子どもは、突如、強い抑うつ不安に陥ることになる。その上。この心的苦痛の洪水を分かち合い、それによってその衝撃を和らげてくれる受容的な人物の助けもまた剥奪されているのである。母親がこのように引きこもっていることに対する子どもの反応は激しいものであるが、基本的には、顕著な強迫的素因、すなわち対象を万能的にコントロールする空想によって不安を扱う傾向に従ったものである。このような子どもは、見ること、触ること、聞くこと、匂うこと、などの個々の知覚能力を分解するという特別なタイプの分裂過程に用いる。これによって「共通感覚」(ビオン)の対象を、多様な単一感覚事象にしてしまい、生物と無生物の区別もつかなくなる。その結果、自分自身が、中核的自閉状態がおいて、器質的脳欠陥と等価な、ある種の無思考状態に陥ってしまうのである。 一方で、このような分裂は、サディスティックな攻撃による活発な分裂ではなく、注意の休止による自然な裂け目で、自我が受動的に崩壊することを許容する「生理学的な」線と呼んでいいような線に沿って成し遂げられるため、再統合は容易く、それ自体、抑うつ的な痛みなしに行われる。自我が魅力的な対象によって、再結合する時、対象の知覚は再-統合される。この理由のために中核的自閉状態は、瞬間的に元通りになるものであり、疾患を構成するものというより、誘導された知覚麻痺により近いものである。しかしながらこのメカニズムは使用は、(量的な意味で)多くの発達的経験を子どもから奪い、とても特徴的な方法で自我の発達を妨害するかもしれない。相対的に母親が子どもに関わることができないという要因の上に、「共通感覚」対象経験と「分解された」対象経験との間を揺れ動くことで、自己と対象の双方において内的空間の概念の進展が妨げられ、よって摂取と投影の過程の両方が損なわれるのである。 したがって、自我はしがみつくか、付着するか(ビック)という空想を通して、外的な対象と非常に原始的な融合状態に留まりがちになる。これは、非常に自己愛的な形態の同一化を生み出し、分離は、対象やそれ自身の皮膚から引き剥がされ体験(ビック)、あるいは対象の一部を引き剥がす体験(タスティン)(目覚まし)になり、分離の堪えられなさが強化されるのである。
自我の原始性、不安の異常な性質、そして自閉状態と統合された状態との間を揺れ動くことは、妄想精神病に見られる奇怪な行動と見紛うような、非常に混乱させられる臨床像を作り出す。自閉症児が回復したり改善したりするにつれて、この臨床像はだんだんと未熟さと強迫性とが入り混じった臨床像に取って代わられることになる。〜