うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

散歩と馬酔木

 熊本で大変な地震があり、被災された方々は大変だと思います。
自分は阪神大震災を京都で経験しましたが、震度5強くらいでしたか?6だったか?忘れてしまいましたが、それでも非常に怖かったので、震度7というのは自分の中では想像をはるかに超えてしまっていて、何と言ってよいのか分からないです。
 非力ではありますが、自分達に出来る事を考えさせていただきたいと思っていますし、東海地方も大きな地震津波の可能性も大きいとの事なので他人事ではないようにも感じています。




 今日は渥美の送迎途中に、すろーじゃむに寄り、イチゴを見て来ました。
 今日も沢山花が咲いていましたが、雨が近いので水やりは止めておきました。


 午前中は、上高地ではなく(新葉がきれいで素敵な景色でした)、地元の滝頭公園を2周歩き


 昼からは芦ケ池を2周歩きました。


 芦ケ池には、距離が書いてあるので、どれだけ歩いたか分かり易いので良かったですが、

 今日は風が強くて、向きによっては向かい風になり、歩きづらかったです。


 滝頭公園では花が沢山咲いていましたが、関西人としては?馬酔木に目がいってしまい、堀辰雄浄瑠璃寺の春を思い出してしまいました。

馬酔木はツツジ科の常緑低木で、枝先につけた壷型の小さな花々を、春先の風に密やかな音を立てて垂らした房ごと揺らめかせます。花にはかすかな香りが、また枝葉には「アセボチン」という有毒成分が含まれていて、馬が食べると酔って足がしびれたようになることから「足癈(あしじひ)」が変じて「アシビ」と呼ばれるようになったといわれています。またその成分を利用して昔は葉を煎じては、殺虫剤として使ったのだとか。(京都新発見サイト 逸都物語より)
 
 『磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど 見すべき君が 在りと言はなくに』 (巻2-166 大伯皇女) 
 (大伯皇女の弟(24歳)の大津皇子が謀反の疑いで処刑され、
二上山に葬むられたことを聞いた時に詠んだ歌)も思い出しましたが、
二上山葛城山金剛山は、大阪の学校に行ってたら必ず登らされる山(金剛山は冬の積雪がある時期に登らされました)なので、また違う思いもあります。

 馬酔木とは関係ないですが西行『願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃』も、何故か思い出しました。
旧暦なので、如月は今頃の時期で、馬酔木ではなく、桜を歌った句でしたね。
みーちゃんが亡くなって、一ケ月が過ぎたから思い出したのかもしれませんね.......。