うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

うたたねディナーと第3章 ADHDの治療・動機づけ面接より


 昨日のうたたねの夕食は、フルコースでした!
写真は、みーちゃんのお皿ですが、他の方々は早く食べられたのでみーちゃんのしか残っていませんでした。勿論、おっちゃんも(笑)
サラダ・スープから来て、赤魚のソテー、ヒレ肉のソテーとデザートには、職員さんの庭で出来たキュウイーフルーツ!
 赤魚のソテーのソースは絶品でした!
この日にショートステイの方はラッキーでした!

 赤魚のソテーの拡大写真!

 ヒレ肉のソテーの拡大写真!
作った調理師免許を持っている世話人さんは恥ずかしがっていましたが、本当に美味しかったです!
 食事制限のある方が多いので少量ずつですが、満腹感がありました。



 寄付で頂いた大きなクリスマスツリーを作ってみましたが、オーナメントまで時間がありませんでしたので、皆さんにお願いして帰って来ました。テディベア作家のHさんからの贈り物です!

 こちらは以前にいただいた物で小さいですが、電気をつけると温かい気持ちになりますので、大好きなツリーです。
 こちらは昨日出ていました。
こちらはHさんの友人のKさんからの贈り物です!

 明日からは12月ですね!木曜日位から一段と冷える様なので、暖かくしてお過ごしください!



 最高齢の世話人さんが、ご自身の畑から大根を抜いて来てくれ、おなますを作ってくれました。
 おせちの話も先日のスタッフ会議で出ていましたので、その予行練習だとも笑っておられましたが、彼女が作ってくれるおなますは美味しいので、職員も楽しみにしています!


『大人のADHDのアセスメントと治療プログラム』
第3章 ADHDの治療・動機づけ面接より
1,共感の表現:患者の気持ちを理解し、受け入れられるために、相手の言葉をそのまま聞き返すリフレクティブ・リスニングというテクニックを用い、患者を受け入れる一方で、両価的感情は正常なことだと認める。これはとくにADHDの成人の治療では重要である。彼らは人生を変える試みに興味を示したときに、他者に拒絶されたり、からかわれたりした経験を持つ可能性があるからだ。

2,矛盾の拡大:これは、現在の行動と重要な目標または価値との矛盾を際立たせて、行動変容への動機づけを行うことである。例えば、組織力の欠如は、仕事面で問題が起こる(仕事に就けない、あるいは、仕事を続けられない。その結果、自尊心に影響が出るなど)ことを意味することを、患者自身に気づかせることがあげられる。

3,抵抗を手玉に取る:これは、行動変容について患者と議論することはせず、抵抗を、異なる反応をしたいというメッセージとして利用し、新たな視点を強制することなく引き出すということである。
これは特に、自己防衛的、対立的な患者に取り組む際に適切である。
このような患者には、「傍観者」としての視点を取らせる方がやりやすい。

4,自己効力感の支援:これは、セラピストは行動変容を促すことができるが、患者を変えることはできない、という考えをつたえることによって行う。目的は、行動変容の可能性にたいする患者の信念に働きかけ、問題に対処し、成功できるという患者の自信を強めることである。



 夜勤明けのボーとした頭で少し読ませて頂きましたが。復習も兼ねて、沢山の学びを頂きました。そういえば、図書館の本に、受容から共感へみたいな本がありました。読んだ記憶がありますが、内容を覚えていないので、次回また借りて読ませて頂こうと思って居ます。


1年前くらいから調べだしているアンガーマネージメントも、1970年代にアメリカで始まった心理トレーニングですが、(2001年の9.11同時多発テロ以降、社会不安が増大したことからアメリカで一気に普及したようです。)アメリカをはじめ、カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・インド・フィリピン・マレーシア・シンガポール・アルゼンチンなど世界に広がっていき、日本でも少しずつ知られるようになってきました。英語圏から先に普及する物が多いのは、やはり言葉と文化は凄く関係しているという事でしょうか?

アメリカンフットボールリーグのNFLでは、アンガーマネジメントのプログラムを受講することを新人選手に義務づけているようですね。



今年もあとひと月になってしまいましたが、予定通りに勉強が出来ず落ち込んでいます.....。来年こそは頑張ります!