うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

昨日の日中と、【とすれば理想化転移の病理の原点は、変容性内在化が進む時期に求められるはずです。】


 昨夜、またまた、アップしていると思っていたらするのを忘れていました(笑)
まさくんも、楽器が大好きで、ギターを手放せません。似合っているのでいいですね!


 かおちゃんとは、買い物だけで後は、女性職員さんと一緒に過ごされていました!
また、少し暑いので、近くにコンビニがあると便利ですね!




 本は、昨日は読めませんでしたが、今日は喘息の薬をもらいに行った時、患者さんが沢山いたので、待ち時間に沢山読めました!
取り敢えず、昨日の分をアップさせて頂きます!


〜この変容性内在化がおこるには、いくつかの条件が整わなくてはなりません。
1,心的装置が、構造形成の準備を整えていること。つまり、心的装置に、特定の取り入れintrojectsを受け入れる準備のあること。

2,リビドーが撤回される前に、内在化される対象イメージが、適度に分画されていること。つまり、理想化された対象に対する失望が局所的で、したがってリビドーの撤回も部分的であること。これをKohutは、適度のフラストレーションoptimal frustrationと呼びます。もし、不完全性に対する失望がもっと広範で、フラストレーションがある一定の閾値を越えてしまうと、変容性内在化は起こりにくくなります。
3,取り入れられた対象のイメージが脱人格化されており、しかもそれがきっかけ対象のパーソナリティ全体ではなく特定の機能であること。この脱人格化がうまくいかないと、たとえぼ脱人格化されていない超自我のように、対象の性格特徴をそのまま反映し、変容されていない、太古的な構造がそのまま残ります。
 以上が変容性内在化がおこるための規模条件です(p.49−50)。 この変容性内在化が十分に進まないと、構造欠損が残ります。その欠損を何とか埋めんとする苦闘である飽くことなき、太古的自己−対象の希求。その治療的再現が、理想化転移です。とすれば理想化転移の病理の原点は、変容性内在化が進む時期に求められるはずです。