うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

中秋の名月と、アレクサンダー・テクニークと、3,分裂症の始まり


 中秋の名月スーパームーンと連日報道がされていましたが、その少し前にひーひー王子との散歩道にあったススキを二本頂いて、ゴミ捨て場に落ちていた花器(親分は墓の花を入れるやつだと言っていますが(笑))が素敵だったので、頂いただき(笑)その中に投げ入れました。
 葉を日本画の様に調整すれば良いのですが、何となくそのままにしました。
作為が無いように?めんどくさかっただけ?ススキさんには申し訳ないことをしました。
お月様は残念ながら見ている余裕がなく、残念でした......。


 先日、名古屋に行き、アレクサンダーテクニークのレッスンを受けて来ましたが、自分には治療といっても良いくらい肩と首が非常に楽になりました。
 写真は帰りに、JR名古屋駅高島屋内にある東急ハンズにあった骸骨(笑)ですが、腕と言うのは、鎖骨、肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨、そして手の骨全てが腕なので、肩と言うのは存在しないとの事で、

頭と脊椎が繋がっている関節は右耳と左耳のほぼ中間のところにある事などきちんとしたボディマッピングを意識しながら歩いたり座ったりしたら、めちゃくちゃ楽になりました。

 脚や坐骨の位置や座った状態・立った状態での位置の確認を怠らずにすればますます楽になりました。
 欧米では保険適応している国もあるというのは、理解できますね!
でも、地元に帰って暫くすると、またパンパンになりましたが、指圧やマッサージ、鍼灸より自分には合っているのか?効いている時間が比較にならないくらいに長いです。
 マスターすれば長年の張りにオサラバできそうですが、何分不器用なので、長い道のりになりそうですね......。
 普段も姿勢には気を付けるようになりました。
アレクサンダーテクニークは、何かをするではなく、何もしないし癖をなくすという、引き算の技術ですが、支援にも引き算の方が上手くいくことが多々ありますので、そういう面でも勉強になっています。

 

 寄り道が多いですが、サリヴァンも時間を見つけてこっそり(笑)読ませて頂いています。気になったり、勉強になったりする箇所が多いのでどれをアップさせて頂くか悩むところですが、ここ2〜3日で一番気になった所をアップさせて頂きました。


 分裂病は人間的過程である 3,分裂症の始まり サリヴァン
 青年期の障害はすべて個別的要因を重視しなければならない。これは明らかであろう。
たいていの患者が自分の病気を何らかの“身体的”原因によるものだと言い、家庭医も患者の言うとおり鵜呑みにしがちであるようだ。たとえば過労であるが、これは、精神障害になったいいわけとして人気が高い。長時間労働、労働環境不備、過酷労働、さらには栄養不良―こういうもののせいだとずらずら並べ立てられることが実に多い。しかし公正な分析データーを見ると、たちまちこの“常識”的概念が誤りであることが露見する。
 精神的なストレスは社会的対人関係から起こるのであって、人間とは無関係な物理的要因からは起こらない。
いつも問題になるのは、なぜその人が肉体を消耗状態に追い込ませたのかということ、過労や不眠などに駆り立てられたのはどのような社会的対人的要因が潜在してのことかという問題で、これこそ答えをみつけなければならない問題である。
このように考えると、本人が申し立てる原因なるものは一般に代償、昇華、防衛のための予備操作に過ぎないことがわかる。これは前駆的な適応失調であって、さらに劇的な破綻への道を開くものと見なすべきである。

 青年が社会的対人的関係にまつわる葛藤のストレスに対し、無意識のうちに身を守ろうとして講じる予備操作にはいろいろあるが、中でもアルコール耽溺を使うことがおそらくもっとも目立つものである。アルコール耽溺は防衛反応の一種とみるべきであるが、他の防衛過程も共存するのがほとんどの場合である。
アルコール濫用の若者を調べると、単純で“快適な”解離がが大量飲酒によって維持されている場合から始めて、恐怖症、不安発作、幻覚を伴う耐えがたい状態までの連続的な移行がみられる。




 今日は急な会議があり、休みが無くなりましたが、利用者さんの日中の過ごし方がより深く見え、支援方法の再構築(モニタリングの時期でもあるので)に役立ちますので良かったです。

 今日も送迎のミスがありましたが、現場の職員さん達が機転を利かせてくれ助かりました。ありがとうございました!


 写真は先日行かせて頂いた敬老会に出たおまんじゅう(鞄の中でつぶれてしまいましたが)でお薄を頂いた物ですが、今日は帰宅後、町内会で頂いた落雁でお薄を頂きました。

 もうすぐ10月ですね!事務仕事が待っています(笑)