うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

梅雨明け!とワタリガニと『間接的搾取態度』


 今日、梅雨が明けた様ですね!
天気予報も晴れマークのオンパレードです!
 そんな中、浜松の水島さんからワタリガニの写真が送られてきました。浜名湖では今が旬とのことでした!
 障害をお持ちですが、大好きな釣りを毎週の様にされており、大事に一日一日を生きておられる姿に感服させられてばかりです。


 先日、うたたねにメロンの差し入れがありました!
黄色いメロンは要らんと言われていた方も、これは食べる!(笑)
 自分は、マクワ瓜フアンなので(じじいです)黄色いメロンも大好きですが.....。


 今朝、ホームのゆうちゃんが『卵焼き!』と言って自分で卵焼きを作っていました(笑)いいのかな?
でも、自分で作れるなら休日に皆さんの分も作って頂きましょう!



 先日読み終わったサリヴァン『精神医学は対人関係論である』より
本物の精神科医は、中々鋭いですね!
 自分的にサリヴァンを勉強したいと思ったのは、向精神薬がまだ無かった時代の医師という点で、薬を触れない福祉職に出来る事の可能性を探す事と、自分の支援を文章にするための語彙の習得の為でしたが、それ以上の収穫があります。(まだまだ読ませて頂きますが!)

搾取態度

間接的搾取態度にはもう一つの面がある。それは「同情を食い物にする」ことである。実際には、この破断的起動力排水法は代理活動に近い(代理活動の事は次に話す)。
ほんとうに代理行動と(ママ)混同されるくらいである。
同情を食い物にすることは一つの間接搾取態度であって、「こんな不利な条件下であくせくしている」自分を気の毒と思ってくれる聴衆を獲得するための対人関係技術を開発するところに現れるものである。
 当人がかなり傑出した人であっても、うんざりする出来損ないであってもよい。中には、「おはようございます」というやいなや現在の小故障の長たらしいリストを並べ立てて、自分の精神がひしがれてしまったと嘆くが、それは単に、連中の悲しみに同情してもらえると期待してのことである。同情してもらえれば、さっそく次の人間を探す。これは、高度の象徴的水準の搾取態度だと私は思う。
 むろん、この「同情を食い物にする態度」には、相手の手をしばるという実用性もある。つまり、相手は自分に有害であり、利益を損なう場合でも相手を非難できなくなる。こういうところに、間接的搾取態度がまざまざとみえる。

『精神医学は対人関係論である』サリヴァン・晩期に発現する精神障害―妄想症的なものと類妄想症的なものより


 現実にこのような態度を取るのは、職員に多いと感じるのは、自分だけでしょうか?

やはり、事務仕事が多いと更新が多くなります(笑)