うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

すろーじゃむと、スペクテイターと、Stay hungry, stay foolish.


 今日の、すろーじゃむの昼食は、ナポリタンスパゲティーを皆さんで作ったとのことでした!
 完成した物の写真も欲しかったですが、何分親分だったので......。

 夕方の入浴介助に行きましたが、早過ぎたので肥料やノウチクを買いに行き、ブドウの苗の誘引・結束を行いました。
 梅雨を乗り越えたら、〆た物ですが、北海道でしか栽培の経験がないので大丈夫でしょうか?
北海道では、殺菌剤が主でしたが、こちらでは殺虫剤が主なので、驚いた経験がありました。

 さつまいもは活着し、トウモロコシは大分伸びて来ました!

 イチゴは、今日入ってくれた職員が、新しい株をビニールの鉢に上げて、自宅で管理して下さるとの事で、助かります。古い株は引き抜くとのことでしたので、抜いた後は堆肥を入れて置こうと思って居ます。



スペクテイター〈32号〉 ボディトリップ
 先日、ショートステイの方と昼食後、本屋さんに行った時に(彼はアメ車の本が大好きです。)車の本の棚の反対側に健康に関する本棚がありました。派手で分かり易いデザインに惹かれ、開いてみたら中ディープな内容でしたので、翌日買いに行ったらなくなっていました。
 本の名前も分からなかったので、パソコンでなんとか探し当て、昨日注文してきました。
 調べているうちに、沢山の情報を得ることが出来、この10年来小さな世界だけで暮らしていたのだなとも感じてしまいました。

 その中で、The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)と言うものに出会い、スティーブ・ジョブズの有名な『Stay hungry, stay foolish.』が、この本の最終号の言葉だと遅ればせながら知りました。
以下、ネットで調べた文章の引用です。

私が若い頃、”The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)”というとんでもない出版物があって、同世代の間ではバイブルの一つになっていました。
 それはスチュアート・ブランドという男がここからそう遠くないメンローパークで製作したもので、彼の詩的なタッチが誌面を実に生き生きしたものに仕上げていました。時代は60年代後半。パソコンやデスクトップ印刷がまだ普及する前の話ですから、媒体は全てタイプライターとはさみ、ポラロイドカメラで作っていた。だけど、それはまるでグーグルが出る35年前の時代に遡って出されたグーグルのペーパーバック版とも言うべきもので、理想に輝き、使えるツールと偉大な概念がそれこそページの端から溢れ返っている、そんな印刷物でした。 スチュアートと彼のチームはこの”The Whole Earth Catalogue”の発行を何度か重ね、コースを一通り走り切ってしまうと最終号を出した。それが70年代半ば。私はちょうど今の君たちと同じ年頃でした。 最終号の背表紙には、まだ朝早い田舎道の写真が1枚ありました。君が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そんな田舎道の写真です。写真の下にはこんな言葉が書かれていました。「Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」。それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。「Stay hungry, stay foolish.」 それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません。
スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学卒業式でのスピーチより)

 ハングリーさとバカさでは誰にも負けません(笑)が、彼が言いたいことは、もっと深い所での事ですね!
 こういう場面でも、利用者さん達に導かれていると感じてしまいますし、本当に感謝しています。