ササユリと今年度のアトリエ・カーグ

　今日から入梅!
愛知県に出す書類は、まだまだ終わっていませんが、久しぶりに犬の散歩で近くの山を登りました。
　前回は、ササユリの姿が見えませんでしたが、今回は姿が見えました。蕾までついていてびっくりです。
　中には、成長点を虫に食べられている個体も沢山有り、残念な気持ちになりました。
　梅雨時の晴れ間に時間を作って又、登りたいと思っています。
犬と一緒だと気を使いますが......。清楚な花を見てみたいと思っています。

　いつもショートの利用者さんと登る林道は荒れていますが、この山は下草を丁寧に刈っておられます。
　
　国木田独歩が愛した武蔵野は、本当の自然ではないと言われる方がいますが、それはそれで良いのでは?と思っています。
　お百姓さん達が台場クヌギを作ったり、下草を刈られたりして自分達の生活を守り、そのおかげで綺麗な野草が咲き乱れたり、長閑な田園風景が見られたり出来るので、逆説的に言えば、独歩はお百姓さんを自分の本業である筆で労っていたのではないでしょうか？
　昨今の荒れた山や田畑を見てそう感じたりもします。

　写真は、いつもお世話になっている（利用者さんも職員も）歯科医院さんにあった藁馬です。
　今年のカーグは、理事長宅の大家さんにお願いし、年末に藁を使って創作しようと考えています。大家さんも快諾して下さいました。
　うたたねの職員でもあるＭさんにも今年度は２回ニードルパンチの指導をお願いしています。皆さんご多忙なのに貴重なお時間を割いて頂きありがとうございます!
　カーグのアーティスト達は、伝統にどう立ち向かうのでしょうか？
楽しみです。
　ニードルパンチの方は、昨年度、豊橋と田原でご指導いていただき、カーグのアーティスト達は見事な作品を作られたのでこちらも本当に楽しみにしています。