うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

「ホスピスでアートに何ができるか。」と最近思う事


art・collectiveさんの講演会が、名古屋愛知芸術文化センター12階 アートスペースEFで有りました。
 全体的な感想は、和やかで良い講座でした。
ただ、ニューヨークの精神病院でアートセラピーをされていた小林先生が言っていた様に、世界的に(特に日本では眼で観るより耳で観ている方が多いと、岡倉天心先生も仰って居りました。)アートの分野は理解されにくく、予算が出ない事が多い。
 大きな事業をしようとすると、助成金等に頼らざるを得ない。
点で動いて、点が反応するだけで中々線にならないのが現状の様である。
 先日の、被災地でのアートセラピー逆効果のニュースは、その最たるものではないでしょうか?
障がいをお持ちの方でも、健常者と言われる方でも、その人となりを調べてからセラピーに入っていたのでしょうか?
 色即是空・空即是色。人間は自分の存在を誇示する為に生きているのでしょうか?
昨今、一部の政治家、評論家、記者さん等の言動を聴いているとそんな感じにも思えて来ます。
 済みません、話が逸れました。

 芸大教授が集まっているart・collectiveさんでもその様な状況なら、まだまだ実績の少ない当法人では当たり前の話である。
線にならないのなら点を増やして面で勝負するしかないのでは?と考えました。アートも福祉も同じかも知れませんね!
 大きい者・強い者が、いつも勝つとは限らない!が我々の理念です!
 連携・協働が今の時代のキーワードになっているのに、お役所始め全然流れに乗れていない気がしています。
 
 街角に良く貼られている、『がんばろう日本!』のポスターは何を意味しているのか段々分からなくなって来ました。
 『みんなで一緒に、がんばろう日本!』ではないでしょうか?
永田町の方々から実践して頂きたいものです!

 済みません、またまた話が逸れてしまいました.....。