小羊学園とノースカロライナ
今日は、大分前から約束していた、小羊学園の稲松さんとお会いする事が出来ました。
『一番弱き者を助ける』小羊学園の理念には、頭が下がります。
色々なお話し、指導を受け、自分達の支援を見直すきっかけにもなりました。
結局は、その方がたをどれだけ好きになれるか?でしょうか?
2年前に実家に帰った、岐阜の友人も、施設にいた時は愚痴が沢山出たけれど、今思うと、小羊学園の理念だけでなく、やってきた事は、大切でかけがえのない事だったと先日メールで話してくれました。
彼女は12年間働いていました。現在は郷里で重心の方々為に頑張って居られます。
『一番弱き者を助ける』が彼女の中に今でも生き続けている様で、時々メールを頂きます。
小羊学園で勉強させて頂いていた時期に、ノースカロライナに行って来ましたので、稲松さんの顔を見ると、自然とノースカロライナを思い出します。
向こうでは、経済的な基盤も、自閉症に対する考え方も、違い過ぎるのですが、見事な支援をされていました。
重度の方ほど、入所施設ではなく、グループホームに、しかも最重度の方から入れられていました。
ただ、羨ましいほどの支援費が、メディケイドから出ていました。
1on1の支援が余裕で出来る.....。
その前に行かせて頂いた、ニューヨークの精神病院では、見事なアートセラピーとミュージックセラピーを見せて頂きました。
アートと音楽が本職の人間なのに、アートセラピーの効果には、鈍感でしたが、小林先生の折紙を使ったマイハウスは、心理職の領域でもありました。
大阪で起きた事件等も家庭に恵まれなかったり、職が見つからなかったり、後追いしている、アメリカの数年前の様になっている感じがしています。
ノースカロライナで一緒だった心理職の女性は、クライアントの成長に応じた人形を、クライアントの話を聞きながら、成長に合わせて何体も作った話をしてくれました。
TEACCHもABAも心理学無くしては使えませんので、その方にも沢山お話を聞かせて頂きました。
話がそれましたが、稲松さんとの別れ際には、カラッとした浜松の風をかんじました。
ノースカロライナの素敵な写真を貼らせて頂こうと思いましたが、何らかの不具合で貼れませんでしたので、又の機会にさせて頂きます。