うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アメニティーフォーラム15


 アメニティーフォーラムに代表と事務局2人で行って来ました。
早朝から深夜まで、ハードなスケジュールと最新且つ深い内容で勉強になりますが、率直なところ疲れます。
 福祉職はもちろんのこと、政治家、医師等多種多様の職種の方が講師となっており、どのセッションを選択するかいつも迷ってしまいます。
 本人主体の支援、地域生活等自分達が前から大事にしていた事がキーワードになっていた感じもしました。
 障がい者総合福祉法やアメニティのプラチナプランが早く施策となる様願っています。
 お隣にブースを構えられていた、岩手のアートに特化した事業を行っている「るんびにい」さんには色々とお世話になりました。
 写真は、福岡県のどんぐりさんの新さんです。葉書を10枚も買って頂きました。若い人達も当法人のブースに来てくれ、お互いの思いを語り合うことも出来ました。
 沢山用意したパンフレットもなくなっていたり、大ファンの玉木さんに声をかける事が出来たり、北岡さんに来て頂ける話も出来たし、疲れましたが、素敵で充実した時間を過ごす事が出来ました。
 村木さんの入所(拘置所)した話は、安芸市でお話を聞かせて頂いた身体の障がいをお持ちの御夫婦の話や浜松の頸椎損傷の男性、脳性麻痺の青年の話を思い出しました。

 アールブリュット・パリ展の展示も素晴らしく、エネルギッシュでした。個人的には初めて見せて頂く作家の方々もいて新鮮な感じもしました。
 滋賀県は、滋賀県をアールブリュット作品の中心にしたいと知事さんが発言されていました。1人は3日間アート部門中心に受講させて頂き、改めて、自分はアートが好きで、素直に、作為なく表現される彼らの作品も含めそれを生み出せる彼らが好きなのだと。

 バリアフリー映画も『しがらきから吹く風』を見ました。随分前から一度見たい映画でした。
若き北岡さんの自閉症の青年に対する対応にし方に批判の声も聞こえましたが、自分的にはオウム返しではなく青年の本当の気持ちを聞く為に彼の心に踏み込んだと感じました。その気持ちを聞いて彼の希望通りになっていましたので!だって、ひとりひとり違ううんですもの!アメニティーは15回を迎え、この映画が制作された頃とも重なるそうです。この映画を見てその頃北岡氏と同じ関西にいて私は何をしていたのだろうと振り返り、今、福祉とアートに携わっている自分の足元を再確認したくなりました。
こちらもお読みください☞http://blog.canpan.info/uatatane/archive/36

村田副理事長あつみNPOネットワークの1人での参加、お疲れさまでした!