うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

京都御幸町教会とアメニティーフォーラムと加藤さん



 滋賀に行く前に、早朝、家を出て京都の御幸町教会に行きました。
礼拝堂は、綺麗になった感じがしましたが、趣は当時のままでした。
 説明文は無かったと思われますが、本当に自分のアイディンティティを思う時に(気安く使っていますが....)外せない場所の一つであります。
 皆さんの上に、いつも平安と祝福があるようにお祈りさせて頂きました。


 藤木先生が、住んでおられた住居は、取り壊されて、百年記念館と称した、素敵な建物が建っていました。

 祈祷会で藤木先生のみならず、京都で活躍されていた方々もおられ、沢山の学びと、導きを頂いたことも思い出されました。




 その後は、古書を探しに平安堂さんで、2冊買わせて頂きましたが、本当に欲しい本は高額になっており、買えませんでした。
 以前持っていた、山根有三著作集(全7巻)が欲しいのですが......。
それから、理事長から頼まれた、年末チャリティー用の木版画を探しに

 大書堂さんに行き、木版画を6枚購入させて頂きました。
 木版画も高額になっていましたので、店主に色々話を聞きていると、買われるのは、外人さんが多いとの事でした。
 積んである所の底まで掻き回して、安くても見栄えの良い物を探して来ました!
 きちんと額装させて頂き、チャリティーに出品させて頂きます。


 少し時間が余りましたので、矢田寺で今度は、皆さんの健康を願ってきました。




 アメニティーフォーラム一日目は快晴でしたが、二日目は朝から雪でした。

 自分は、総合福祉コースと、アールブリュットを掛け持ちして、受講させて頂きましたが、一日目に施設で大きな動きがあったので、電話やメールの対応で少し時間を取られました。
 福祉ってなんだろう? 勉強すればするほど、実務を積めば積むほど、分からなくなったり、不条理を感じたりする時があります。
 当施設が抱えていた、知的に障がいをお持ちの方が、若年性認知症になられ、介護保険の適用になりながらも、障害福祉サービスを利用されながら、障がい者のケアホームに住まれている状況はありなのか?否なのか? その方のご住所のある市と話し合い、一つのモデルとして、その推移を上手く示せるのか? と思っていましたが、急に話がついてご住所のある市に行かれることになりました。
 ただ一つ言えることは、ご本人様とご家族の方が一番良いと思われる形になることだと思っています。
 社会保障の制度を考えるにあたって、やはり応能とサービスを提供させて頂く側が、過剰に加算をつけないことだけで、予算が大きく変わってくると思われます。
 ホテルで同室だった青年は、横浜市の職員の方でした。
まだ、3年目の弱小法人ですが、障がいの重い方、家庭環境に恵まれない方、経済的に恵まれない方の利用が多く、医療費免除を申請させて頂いたり、支援方法を汎化出来る様努めたり、4月から始める日中一時事業は、若年性認知症になられた方の、日中の行き場がなかったので進めた話でもありました事等お話させて頂き、行政も、もっと真剣に向き合っていってほしいとお願いさせて頂きました。
 アップさせて頂きたいことばかりですが、愚痴になりそうなので止めます。




 加藤さんにお会いすることが出来ました!
再会を熱い?握手で喜び合いました。(自分だけかな?)
2007年にノースカロライナでお会いさせて頂いてから、7年ぶりでした。時々メールのやり取りをさせて頂くだけだったので、本当に嬉しかったです。

 加藤さんの話は、現場に則しているだけでなく、本当に分かり易いと、会場の皆さんが言っておりました。
 ゲロ理論と称して(昨夜、酒を飲んでゲロを吐いたのは、最初に飲んだ日本酒のせいではなく、そのあとに飲んだビール3杯のせいだ!だからそのビールを次回から気を付けていく。ママ)恐らく、ボトムアップではなく、トップダウンの考えで強度行動障がいの方の支援方法を考えておられる様でした。
まるで道を説く、老子の様でした!
それはまさしく、ノースカロライナでも習ったことでした。
 加藤さんの講義は、後日まとめてアップさせて頂きます。


 雪で新幹線等のダイヤが乱れていたり、施設の事もあったので、アールブリュット懇親会参加を斉藤様に話し辞退し、早めに帰ってきました。
 かわら美術館さんのボーダレスアートは、滋賀県の方々も審査に入っておられるので、お話をさせて頂きたかったのですが、不調の利用者さんもおられるので帰りました。